2008年
角川グループパブリッシング
☆☆
神永学氏の「八雲」シリーズはちょっと惰性気味に読んでいて、
「山猫」はちょっと好きではない。
で、なんで読んだわけ?って、言われそうだが
この表紙が気にったのでした。
よんでみて、面白い!って思った。
初めの方は、誰を中心において読めばいいのか惑ってしまい、ちょっと揺れてしまったが、
中盤ぐらいから、誰を中心にするのか、そして今まで読んできたピースをどこにはめていくかでどんどん面白くなってきた。
誰が本当の主人公なのかこの題名「コンダクター」という言葉に惑わされるのですが、最後はなるほど・・となる。
奈緒美は毎回同じ悪夢を見る様なる、そこで心理カウンセリングにかかることにした。
奈緒美はフルート奏者で、今回はミュージカルでの演奏をすることになり、
その中には、大学時代からの友人であるバイオリンの秋穂、そして秋穂の婚約者であるピアノの玉木が参加していた。
そこへ、急に行方不明になった指揮者の代役として、大学時代は秋穂の恋人でドイツへの留学をしていたはずの結城がタクトを振ることになる。
同じころ、奈緒美のマンションの向かいのアパートから、
首のない白骨死体が発見され、その手には一枚の写真がにぎられていた。
奈緒美の手帳から出てきた、大学時代の写真、
それは秋穂、結城、玉木、そして奈緒美が寄り添っている男性の顔は黒く塗りつぶされ、
奈緒美自身がその男性の記憶をなくしていたのだった。
無くした記憶の部分を取り戻すため、カウンセラーの松崎と断片を探し始める。
結城がもどってきたことで、玉木と秋穂の間に溝ができはじめ、
玉木は結城を陥れようと画策し始める。
それぞれの思惑と過去が徐々に集約されていて・・・
若干、人が死にすぎるが、今回はコンセプトの一つであろうから、それは仕方が無いか・・
シリーズ化しても面白そうだなと思った。
角川グループパブリッシング
☆☆
神永学氏の「八雲」シリーズはちょっと惰性気味に読んでいて、
「山猫」はちょっと好きではない。
で、なんで読んだわけ?って、言われそうだが
この表紙が気にったのでした。
よんでみて、面白い!って思った。
初めの方は、誰を中心において読めばいいのか惑ってしまい、ちょっと揺れてしまったが、
中盤ぐらいから、誰を中心にするのか、そして今まで読んできたピースをどこにはめていくかでどんどん面白くなってきた。
誰が本当の主人公なのかこの題名「コンダクター」という言葉に惑わされるのですが、最後はなるほど・・となる。
奈緒美は毎回同じ悪夢を見る様なる、そこで心理カウンセリングにかかることにした。
奈緒美はフルート奏者で、今回はミュージカルでの演奏をすることになり、
その中には、大学時代からの友人であるバイオリンの秋穂、そして秋穂の婚約者であるピアノの玉木が参加していた。
そこへ、急に行方不明になった指揮者の代役として、大学時代は秋穂の恋人でドイツへの留学をしていたはずの結城がタクトを振ることになる。
同じころ、奈緒美のマンションの向かいのアパートから、
首のない白骨死体が発見され、その手には一枚の写真がにぎられていた。
奈緒美の手帳から出てきた、大学時代の写真、
それは秋穂、結城、玉木、そして奈緒美が寄り添っている男性の顔は黒く塗りつぶされ、
奈緒美自身がその男性の記憶をなくしていたのだった。
無くした記憶の部分を取り戻すため、カウンセラーの松崎と断片を探し始める。
結城がもどってきたことで、玉木と秋穂の間に溝ができはじめ、
玉木は結城を陥れようと画策し始める。
それぞれの思惑と過去が徐々に集約されていて・・・
若干、人が死にすぎるが、今回はコンセプトの一つであろうから、それは仕方が無いか・・
シリーズ化しても面白そうだなと思った。
そうじゃないと「ラストチャイルド」のように
もんもんとしてしまうから!
ただ、もったいないのは最後は一気に説明となってしまい、もうすこしじっくり書いてくれるとよかったんですけどね(*^_^*)