ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

隣のおじちゃん

2019年04月19日 | Weblog
隣のおじちゃんが入院した。
少し前から腰が痛いと言っていたのだが
どんどん痛みが酷くなり
足がしびれて
とうとう歩けなくなってしまった。
脊柱管狭窄症と診断され
痛み止めで様子を見ている状態だ。
強い痛みどめを使っているせいなのか
ボーっとしている。
表情もうつろになり
動作も怠慢で
会話が上手くかみ合わない事が増え
ボケてしまったように見える。
これは入院性せん妄という状態だそうだ。
極度のストレスで
精神に障害が起こる病気で
高齢者になればなるほど発症する%は高くなるらしい。
今月の初めまで車を運転していたおじちゃんだ。
それが入院したとたん
こんなになってしまうのか?とビックリだ。
痛みや不安などが改善されてくれば
ボケと違い元に戻るそうなのだが
高齢な人は
そのまま認知症に移行してしまう場合もあると言う。
隣のおじちゃんの家は
おばちゃんと2人暮らしで
おじちゃんが認知症になったら
老々介護になってしまうと、
おばちゃんは心配している。
息子さんたちは結婚して
長男は車で40分くらい
二男は車で5分歩いたって15分の所に住んでいる。
でも「どう?」と頻繁に見舞ってくれることは無く
一度お見舞いに来ただけだそうだ。
命に係わる病気でもないので
長男は二男が近くにいるから
二男は長男じゃないからと
お互いにけん制し合っている感じだ。
お嫁さんたちはどっちも
下手に近づいたら大変と息を潜めている。
でも、おばちゃんも足が悪く辛そうなので
代わりに私が何度か病院に着替えなど届けてあげている。
自分の親と違い
責任が無いから
荷物を届けるくらいなら全然いいんだけどね(^_^;)
でも、このまま頼られたらちょっと困るぞって感じもある。
自分の親だけで十分だ(^_^;)
年寄りが入院する事のリスクを
物凄く感じている。
入院したら歩けなくなるとかボケるとか聞いていたけど
目の当たりにして
実家の母の事とか考えてしまった。
そしていつか自分も通る道なのだと思うと
ピンピンコロリ地蔵にお参りに行かなきゃだ(笑)