韓国のドラマを観ていると
必ず整形の話が出てくる。
それも「どこをいじったの?」みたく
簡単に聞いて
「鼻とアゴを・・」と簡単に答える。
噂には聞いていたけど
本当に韓国は整形のハードルが低いんだな~と驚く。
いつまでも
コンプレックスに縛られてないで
好きな顔を手に入れて明るく生きればいい。
それはとても合理的な事なのだろう。
不細工代表の私としては
羨ましくもある;^_^A
でも・・・私が直したいところを全部直したら
この人誰?
・・面影も何も残らない別人28号になるだろう(笑)
そう言えば
韓国のアイドルを育成するドキュメント番組で
顔やスタイルは簡単に手に入れる事が出来るから
歌やダンスなど技術を身につけないと
韓国ではアイドルになれない。
みたいなことを言っていた。
それは顔やスタイルはいくらでも整形できる
・・・って事だよね。
日本だって
追いつけ追い越せで
似た様な状況なのかもしれない。
・・けど
日本ではまだ整形は秘め事だ。
「整形したの?」は言ってはいけない言葉になっている。
そのぶんだけハードルが高いんだね。
整形しても遺伝子が変わるわけでもないから
両親がいくら綺麗でも
子供が生まれれば一重で低い鼻の子だ。
子供もいつか整形を受ける事になるだろう。
整形の連鎖・・・少し怖い気がする。
なんて事を考えていたら
妄想のスイッチが入ってしまった。
カチッ!
2020年世界に先駆けて
日本で「整形禁止法」が発令された。
誰もが簡単に整形を繰り返すようになり
パスポートや免許証
身分証明書の顔写真の効力は無く
オンライン化された静脈認証でしか
確認できなくなってしまった。
誰もが目指す美しい顔は似たり寄ったりで
その時のブームに合った
同じ様な顔が町に溢れ
その事に危機を感じた政府が
「整形禁止法」を発令したのだ。
「ママとパパは一体どんだけ整形してたわけ!」
「何であと2年早く生んでくれなかったの!」
「この顔じゃお嫁にいけないじゃないの!」
「あんたの昔の顔の写真見せてよ
鼻が低かったら子供は産まないからね」
「お前の昔の顔も見せろよ
娘の立派な一重はお前似だろ」
親子喧嘩や夫婦喧嘩
整形出来なかった世代はしばらく混乱があったものの
いつしか
一重瞼も低い鼻も
自分の顔と受け入れるようになった。
お見合い写真に昔の顔が載るようになったのは
子供の為を思って仕方の無い事なのかもしれない。
そして、それに続くように
韓国でも禁止になった。
しかし、国民性の違いなのか
美意識の違いなのか
混乱はなかなか収まらず
闇医者による違法手術
法外な金額請求
整形できない事による自殺が後を絶たなかった。
美しい顔に対する渇望は想像以上だった。
ソンブンは21歳、顔消し屋だった。
整形で綺麗に修復できるくらい顔を怪我させる商売だ。
怪我による修復は美容整形では無い。
法律で認められている、
その修復に少し手を加え好みの顔にする。
そんな事をしてまで整形したい人が沢山いた。
綺麗に修復できないくらい傷をつけてしまわないように
細心の注意を払いながら怪我をさせる。
ソンブンの表の顔は医学生
両親は早くに亡くなり、
叔父が学費の面倒を見てくれていたのだが
その叔父も亡くなり
義叔母から学費が打ち切られ
顔消し屋になった。
医者だった父の後を継ぐため
今は人手に渡っている病院を取り戻す為大学はやめれなかった。
依頼主のミヨンは18歳、鼻筋を通すのが希望だ。
しかし自分が思っているほどかっこ悪い鼻ではない。
確かに鼻は低いけど彼女の雰囲気には合っている。
ミヨンの母は女優で
その洗礼された作り物の鼻と比べると見劣るが
決して不細工ではなかった。
作り物の鼻がそこに付くよりも今のほうが可愛い。
でも、
「ママみたいな鼻になりたいの」
「ママは決して私のことを娘と紹介してくれないの」
「こんな鼻だからママは私のことが嫌いなの」
ミヨンはママに愛されたくて
いつも泣いていた。
鼻が低いからママが愛してくれないと思っていた。
ミヨンは可愛いのに・・・・
ソンブンはそんなミヨンに惹かれていった。
彼女の顔に傷なんてつけられないくらい好きになっていた。
ソ「ミヨンはそんなに今の顔がキライ?」
ミ「うん」
ソ「可愛いのに?」
ミ「うそつき」
ソ「本当さ」
ミ「バカ言わないで
自分の顔よ
誰よりも知っているわ」
ソ「何を知ってるの?」
ミ「ママは私の鼻が嫌いなの
昔を思い出すからって
私を見てくれないの
この鼻じゃママは愛してくれないの」
ソ「僕は今のミヨンを愛してるよ」
ミ「えっ?」
ソ「ミヨンを愛すのは僕じゃダメ?」
ミ「・・・・」
ソ「愛してる」
ミ「ソンブン・・」
ソ「だから整形はやめよう」
ミ「・・・・」
ソ「愛してる」
ミ「うん」
これで韓国ドラマ1本出来ないかしら?(笑)
必ず整形の話が出てくる。
それも「どこをいじったの?」みたく
簡単に聞いて
「鼻とアゴを・・」と簡単に答える。
噂には聞いていたけど
本当に韓国は整形のハードルが低いんだな~と驚く。
いつまでも
コンプレックスに縛られてないで
好きな顔を手に入れて明るく生きればいい。
それはとても合理的な事なのだろう。
不細工代表の私としては
羨ましくもある;^_^A
でも・・・私が直したいところを全部直したら
この人誰?
・・面影も何も残らない別人28号になるだろう(笑)
そう言えば
韓国のアイドルを育成するドキュメント番組で
顔やスタイルは簡単に手に入れる事が出来るから
歌やダンスなど技術を身につけないと
韓国ではアイドルになれない。
みたいなことを言っていた。
それは顔やスタイルはいくらでも整形できる
・・・って事だよね。
日本だって
追いつけ追い越せで
似た様な状況なのかもしれない。
・・けど
日本ではまだ整形は秘め事だ。
「整形したの?」は言ってはいけない言葉になっている。
そのぶんだけハードルが高いんだね。
整形しても遺伝子が変わるわけでもないから
両親がいくら綺麗でも
子供が生まれれば一重で低い鼻の子だ。
子供もいつか整形を受ける事になるだろう。
整形の連鎖・・・少し怖い気がする。
なんて事を考えていたら
妄想のスイッチが入ってしまった。
カチッ!
2020年世界に先駆けて
日本で「整形禁止法」が発令された。
誰もが簡単に整形を繰り返すようになり
パスポートや免許証
身分証明書の顔写真の効力は無く
オンライン化された静脈認証でしか
確認できなくなってしまった。
誰もが目指す美しい顔は似たり寄ったりで
その時のブームに合った
同じ様な顔が町に溢れ
その事に危機を感じた政府が
「整形禁止法」を発令したのだ。
「ママとパパは一体どんだけ整形してたわけ!」
「何であと2年早く生んでくれなかったの!」
「この顔じゃお嫁にいけないじゃないの!」
「あんたの昔の顔の写真見せてよ
鼻が低かったら子供は産まないからね」
「お前の昔の顔も見せろよ
娘の立派な一重はお前似だろ」
親子喧嘩や夫婦喧嘩
整形出来なかった世代はしばらく混乱があったものの
いつしか
一重瞼も低い鼻も
自分の顔と受け入れるようになった。
お見合い写真に昔の顔が載るようになったのは
子供の為を思って仕方の無い事なのかもしれない。
そして、それに続くように
韓国でも禁止になった。
しかし、国民性の違いなのか
美意識の違いなのか
混乱はなかなか収まらず
闇医者による違法手術
法外な金額請求
整形できない事による自殺が後を絶たなかった。
美しい顔に対する渇望は想像以上だった。
ソンブンは21歳、顔消し屋だった。
整形で綺麗に修復できるくらい顔を怪我させる商売だ。
怪我による修復は美容整形では無い。
法律で認められている、
その修復に少し手を加え好みの顔にする。
そんな事をしてまで整形したい人が沢山いた。
綺麗に修復できないくらい傷をつけてしまわないように
細心の注意を払いながら怪我をさせる。
ソンブンの表の顔は医学生
両親は早くに亡くなり、
叔父が学費の面倒を見てくれていたのだが
その叔父も亡くなり
義叔母から学費が打ち切られ
顔消し屋になった。
医者だった父の後を継ぐため
今は人手に渡っている病院を取り戻す為大学はやめれなかった。
依頼主のミヨンは18歳、鼻筋を通すのが希望だ。
しかし自分が思っているほどかっこ悪い鼻ではない。
確かに鼻は低いけど彼女の雰囲気には合っている。
ミヨンの母は女優で
その洗礼された作り物の鼻と比べると見劣るが
決して不細工ではなかった。
作り物の鼻がそこに付くよりも今のほうが可愛い。
でも、
「ママみたいな鼻になりたいの」
「ママは決して私のことを娘と紹介してくれないの」
「こんな鼻だからママは私のことが嫌いなの」
ミヨンはママに愛されたくて
いつも泣いていた。
鼻が低いからママが愛してくれないと思っていた。
ミヨンは可愛いのに・・・・
ソンブンはそんなミヨンに惹かれていった。
彼女の顔に傷なんてつけられないくらい好きになっていた。
ソ「ミヨンはそんなに今の顔がキライ?」
ミ「うん」
ソ「可愛いのに?」
ミ「うそつき」
ソ「本当さ」
ミ「バカ言わないで
自分の顔よ
誰よりも知っているわ」
ソ「何を知ってるの?」
ミ「ママは私の鼻が嫌いなの
昔を思い出すからって
私を見てくれないの
この鼻じゃママは愛してくれないの」
ソ「僕は今のミヨンを愛してるよ」
ミ「えっ?」
ソ「ミヨンを愛すのは僕じゃダメ?」
ミ「・・・・」
ソ「愛してる」
ミ「ソンブン・・」
ソ「だから整形はやめよう」
ミ「・・・・」
ソ「愛してる」
ミ「うん」
これで韓国ドラマ1本出来ないかしら?(笑)