ぶらっとJAPAN

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足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

吉野山バスツアー ~奈良県吉野町~

2015-04-15 22:51:31 | 奈良

バスツアーで吉野山に行ってきました(^^)

4月15日現在、奥千本が満開ということで楽しみにしていたのですが、現地出発&集合場所の下千本の駐車場から奥千本までは片道徒歩2時間かかることが判明。ツアーの自由時間は3時間半。全然時間足りひんやんけ・・・(T_T)

 というわけで奥千本は諦め、とりあえず上千本まで行ってみることに。実はわたくし、吉野山は初めてなので、桜にこだわらなければ絶景スポットはたくさんありました。

下千本。開花後と思われる風景。皆さま、桜は心の目でお楽しみください。

桜は心の目で・・・。

桜は・・・(^^;)

美しい青空です!!(笑)

神様が地上に降りてきた時もこんな景色だったのでは・・・?

忘れてはならないのは、吉野の桜は蔵王権現に備えられた神聖なものであるということです。そう思うとやはり敬虔な気持ちになります。とはいえ、ここは生身の人の住むところ。ぷらぷらと上千本にむかってゆく道は、お店がたくさんあって楽しいです。

門に向かいます。やたらあるざっくりな木彫。

合い間に風景を楽しみつつ。

吉野と言えば「吉野葛」、それに「柿の葉寿司」や奈良漬、桜にちなんだ甘味、羊羹やソフトクリームなど名物はたくさんあって、そういった土産物やさんや食べ物屋さんがところ狭しと並んでいるのですが、私が知らなくて(単に不勉強なだけですが)へぇーっと思ったものをご紹介。

地酒ヤタガラス。量り売りしてました。

吉野は漢方の町。胃腸に効くので有名な陀羅尼助。

お店はいろいろあるみたいですが、目を引いたのがこちら。

なにがすごいって

 このガマガエル。看板を読むと、このお店藤井利三郎薬房さんの登録商標の3本足のガマガエルで、数百年前に桜の木で彫られたものだそうです。すごい迫力。お店のサイトによると天から降ってきたものだとか!? 陀羅尼助という薬がもともと修験者が山中に生え繁るキハダを煮てそのエキスをとったのが始まりと言われてますので、お薬自体にガマの油が入っているわけではないようですが、まあ、薬の象徴なんでしょうかね? 詳しいことは謎です。

さらに坂道を上ります。吉野山は普通の住宅も多く(といっても建物は歴史ありそうですが)そういった方たちが、個人の趣味でやってらっしゃるお店も多いです。

縁先に自家製柿の葉寿司や奈良漬を並べて、売るというよりは茶飲み話をしてくれる相手を探してるみたいな感じ。写真にはごま豆腐が見えますね。

なかにはこんなものまで。たぶん、自分で捕ったであろう川魚のタカハヤ。こんな瓶詰で、お持ち帰りするまで生き延びられるのか!?

冷やかし半分で登り続けて約40分。ようやく上千本エリアに到着です。

やはり「祈り」と言う言葉が似あいます。ずいぶん若い木が多く見受けられます。

とりあえず撮りまくってみる(^^;)

 

 

 

整備されない美しさ。

何しろ広大な場所なので、数時間、いや一日でもとても回り切れないことがよくわかりました。

時間を作って何度でも足を運びたい場所です(^^)/

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なんと! (chika)
2015-04-16 00:29:11
吉野もいらっしゃいましたか。
bratt-japanさん、なんという行動力(@_@)

私はここのふわっとけむるような色のグラデーション好きですが、今年はいけませんでした。
上千本までは相当な登り坂だったでしょう?

中千本~上千本が見頃の時に、花矢倉から全体を見下ろすと何とも言えない美しさなので、もっと咲いてる時も是非見て欲しいです
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そうなんですよ。 (bratt-japan)
2015-04-16 21:05:17
妙見山のコメントを拝見してなんてタイムリーな!と驚きつつ、グラデーション云々の記述を読んで、「グラデーションねぇ・・・」とがっくり肩を落としておりました

すごい登り坂でしたよ!もちろん!!(笑)花矢倉も行きましたが、景色はカスカスでした

実は今年の花見の2大目標は醍醐と吉野だったんです。醍醐が完璧だったので、まあ、一年に二度もそんな幸運を得たらばちが当たるってもんです。

吉野は来年の楽しみにとっておきます
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