着物を着た方もぐっと増えます。
昨日のお引き初め以外にも写真を撮りまくりましたので、ずらずらっと並べてみたいと思います。
1枚目の皆さまが夢中になっていた山鉾のディスプレイ。
正絹が大盤振る舞い。
本番を前に入念に準備中。
おそらく位置を示す「西南」の文字が。
ぎりぎりの攻防。
観光客は巡行や宵山前後にしか訪れませんが、もしも京都で暮らして、提灯をさげるところから、少しずつ出来上がっていく山鉾、華やかさを増す店先と、強烈な暑さに負けない活気の中で1か月も過ごして育ったら、今の自分とはまるで違う人間になっていたことでしょう。
雨でもへっちゃら。
そして火が灯る。
世の中に祭は数々あれど、こんなにも血が騒ぎ、高揚する祭をほかに知りません。
街全体から湧きあがるエネルギーに憑かれたように歩き回っていましたが、日が暮れるころ、後ろ髪をひかれつつ、ようやく街を後にしました。