ゴールデンウィークも終わって、そろそろ夏仕度の始まる頃。
夏の風物詩と言えば、浴衣とか花火とか、和なものが多いせいか、はたまたエコ的視点から昔の生活を見直そうという動きがあるからなのか、日本の伝統に注目したイベントが目につきます。
これは、梅田の阪急百貨店のイベントに合わせて、ショーウィンドウに展示されている作品。タイトルが「日本の美意識 再発見」です。
このほかにもいくつか展示がありまして、どれも日本古来より美しいものとして愛されてきた風俗、自然、技法を、現代人の感覚で表現したもの。最近「阪神モダニズム」という言葉をよく聞きますが、この阪急百貨店の系列の阪急電鉄沿線にひろがる、兵庫県神戸市中央区、灘区、東灘区、芦屋市、西宮市、宝塚市といった地域で育まれた独特の感性ってありますよね。あとは大阪帝塚山とか。
ちなみに帝塚山はドラマ『半沢直樹』で宇梶剛士が潜んでいた家のあるところです(笑)。
ここの展示も、豪華さが着物基準っていうか、誤解を恐れずにいえば、一歩間違えば古臭くて野暮ったいと言われそうなディテールをぎりぎりのところで上品に仕上げているって感じ。関西は織物で有名なところもおおいですから、布地に対する愛着は並々ならないものがあります。
巨大かたつむり。向かいの銀行の映り込みも芸術ってことで(^^;)
MOOOON。こういうの、個人的に弱いっす。
今にも飛び立ちそうな花嫁。後ろ姿というのがおしゃれ。
これ、鉱石かなぁ。
この派手さが関西です。
阪急百貨店は数年前に改装してとてもきれいになりました。
マダムなお客様が多いです。
実は、もともとのファサードもとてもアーティスティック。
わたしが、通りがかったのはそろそろ帰宅ラッシュの始まるところでしたが、結構写真を撮ってる人がいました。最近は、スマホがありますから、いいな、と思ったものはすぐに映像に残せていいですね(^^)/