防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

119番 通報

2010-06-24 19:09:17 | Weblog
こんばんは


梅雨時期になると思いだす事があります。

それは防災士にも消防団員にもなる前で、今から数年前の事ですが、私は月に一
度は母の様子を見に大阪にある実家に帰っています。

母も父が亡くなってからは、アレルギー性の発作(喘息)を持病に持つようになり、梅
雨時期や花粉が舞う時期は特に発作がひどく、普段は薬で対応できていました
が・・・あの日は実家に向かっている電車の中で携帯電話の着信バイブが振動し、母
からだったので電車の中での通話は申し訳ないと思いつつ出てみると・・・言葉にな
らない苦しそうな声で、呼吸困難がひどく救急車を呼んでほしいと言うので、実家ま
ではまだ20分ほどかかる位置だったので、最寄りの駅(天王寺駅)で降りてすぐに
119に電話しました。

消防「火事ですか?救急ですか?」

私  「救急です実は実家の母から電話があり、アレルギー性の発作による呼吸困
    難で救急車を呼んでほしいと言われ電話したのですが・・・」

消防「ご実家の住所はどちらですか?」

私  「大阪市此花区○○」です。」

消防「すぐに此花区の消防署に連絡しますね。あなたの電話番号を教えてもらえま
    すか?」

私  「はい・・・」

動揺せず冷静にと思っていても、母の苦しそうな声をはじめて聞き、思ってる以上に
動揺していて、自分の携帯番号が飛んでしまう頭が真っ白になっていました。

消防「落ち着いてください。」

と優しく言っていただきましたが、結局言えず自宅の番号を伝えました。



防災訓練時の救急車の写真です。


その後、妻から電話がかかってきて、母の搬送先の病院を聞き、急いで病院に向か
いました。

病院の先生からは、対処が早くて良かったと聞き、あの時は本当に大阪市消防局の
方が私の動揺を落ち着ける対応に感謝しました。

母には、持病の事もあるので、今でも一緒に暮らそうと言っていますが、本当に負け
ん気が強いと言うか「お母ちゃんは身体が動くうちは兄ちゃん(私)の世話にはならん
」と言われます。
でもその後、息子が生まれてからは気力が増したのか入院もしなくなり、今でも軽い
発作はあるものの元気に過ごしています。
元気になったと言っても、持病を持ち一人暮らしなので、時間がある時は電話連絡
をして体調を聞き、少し離れた叔母にも連携をお願いしています。


今では、人として本当に困ってる人に親切でありたいと思っています。

明後日はいよいよ息子の初ディズニーランドに行きます


それでは今晩はこのあたりで終わります。


おやすみなさい。

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2 コメント

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過ごす時間を (rei)
2010-06-26 07:57:44
歳を重ねると、新しい環境に適応するには
労力がいります。
元気で、頑張ってるお母様と過ごす時間
大切にしてくださいね。
返信する
感謝です。 (防災 士郎)
2010-06-27 20:41:20
reiさん、ありがとうございます。

母も同じ事を言っていました。
でも本当に身体も歳と共にガタついてきているので、reiさんの言われるように母との時間を大事に過ごしていきます。
ありがおうございました。
返信する

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