防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

1・17 希望の灯り

2008-12-31 21:42:30 | 災害史・災害跡・防災施設を訪れて

こんばんは。


皆さん、今年もあと少しですね。
どうお過ごしでしょうか?我が家では明日早朝に初詣にいくので早めに晩御飯に晩酌を済ませ、寝るまで紅白を観ながら今年最後のブログ記事をアップしようと思います。

さて昨日は今年最後に阪神・淡路大震災記念館 人と防災未来センターと神戸市役所横にある東遊園地(テーマパークではなく公園です)に行ってきました。


阪神・淡路大震災記念館 人と防災未来センター

ここに行くのは2度目ですが、初めての時はまだ防災士になる前で、子供が生まれて間のない頃でしたが、当時は遺品を観て地震の恐ろしさを思い知らされました。
何度来てもここは大自然の驚異を感じさせられる場所です。
ここに行くと防災士になった頃のように防災・減災意識を強くもてます。

阪神・淡路大震災記念館 人と防災未来センター

http://www.dri.ne.jp/


 【東遊園地

ここはご存知の方もおられるかと思いますが、阪神・淡路大震災 慰霊と復興のモニュメント1・17 希望の灯りがあり、他にも今回は観れませんでしたが、震災によって生じた60cmの段差阪神高速道路の橋脚があります。

この東遊園地は毎年行われている神戸ルミナリエの終点のドームがある会場でもあり、ルミナリエでは3度ほど訪れていますが、昼間に行くのは初めてでルミナリエの華やかさはありませんが、私が訪れた時は静かでのどかな場所でした。


1・17 希望の灯り

一九九五年一月十七日午前五時四十六分
阪神淡路大震災

震災が奪ったもの
命 仕事 団欒 街並み 思い出

・・・たった一秒先が予知できない人間の限界・・・

震災が残してくれたもの
やさしさ 思いやり 絆 仲間

この灯りは
奪われた
すべてのいのちと
生き残った
わたしたちの思いを
むすびつなぐ

※この詩は「1・17 希望の灯り」のモニュメントに書かれているものです。



私も防災士になって防災・減災活動や訓練に参加していますが、活動や訓練だけでは震災の事を忘れそうになります。
そういった時は災害跡地を訪れたり、今回の人と防災未来センターに訪れれば初心に帰れます。

今年はこれが最後のブログになりますが、また来年もよろしくお願いします。
それでは皆さん良いお年をお迎えください。