元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
タカオコバノガマズミ
ガマズミ科(レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の「タカオコバノガマズミ(高尾小葉鎌酸実・高尾小葉莢迷)」。高尾山で最初に発見された植物のひとつでテリハコバノガマズミ(葉の表面がほぼ無毛で光沢がある)の果実が橙黄色になるもの。『林業試験場研究報告(昭和54年)』によると高尾山北部の尾根での生態調査の際にテリハコバノガマズミの中に混生していたものを小山芳太郎氏が発見し林弥栄博士により発表された。学名上はテリハコバノガマズミになる。コバノガマズミ全般で実が橙黄色になるものをキミノコバノガマズミ(実は黄色)と呼ぶが、当地の専門家によるとそれと区別する意味でタカオコバノガマズミと呼んで良いのではないかとしている。これは長沼公園のもの。
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ガマズミとコバノガマズミをやっとのことで区分しているわが身にとっては、これはもっと深入りしたことになり、かなりややこしくなりますね。
そこにテリハコバノガマズミが登場して、はたまたキミノコバノガマズミという名前が出て来て、その挙句にタカオコバノガマズミでも良かろうという見解も聞かせていただきました。
この辺が植物分類の妙味となるのでしょうかね。
あるのですね。
そろそろ高尾山にも行きたくなりました。