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ヤマニガナ・3~奥高尾

 奥高尾“もみじ台北巻き道”で見つけた「ヤマニガナ(山苦菜)」。キク科アキノノゲシ属の一年草もしくは越年草で草丈は70~80センチ。頭花は直径1~1.5センチで小花は舌状花だけから成る。ニガナ属のハナニガナと良く似ているがハナニガナは草丈が30~40センチで葉は細い。ヤマニガナの下部の葉は深く裂ける。
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アキザキヤツシロラン・4~下柚木

 ラン科オニノヤガラ属の「アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)」。自身に葉緑素を持たず、クヌギタケ属やホウライタケ属など特定の菌種とのみ共生する多年性菌従属栄養植物。草丈は8~9センチで9~10月で茎頂に直径1.5センチほどの小さな花を数個咲かせる。写真は蕾で草丈は4~5センチ。花後には茎がグングン伸びて果実が熟す頃には40~50センチになる。これは下柚木の雑木林のものだが、この日、別の場所でクロヤツシロランを探したがそちらはまだ姿が見えなかった。
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ノウタケ

 先日、NHK地域ニュース番組で当地の上柚木公園でカエンタケ(火炎茸・火焔茸)が発生したと紹介されていた。カエンタケは触れるだけで皮膚が炎症を起こし誤食すると死に至るという猛毒のキノコ。近年各地でカエンタケの発生が増えているようだ。上柚木公園の発生場所は子供達が普通に遊ぶ草地の間近だったのですぐに除去された。近くの小山内裏公園でも数年前に出現し注意看板が立てられている。私はカエンタケをまだ見たことが無く“恐いもの見たさ”で上柚木公園や小山内裏公園のそれらしき場所を探してみたがやはり公園管理者がすぐに除去してしまうようだ。
 写真は上柚木公園の遊歩道脇に生えていた「ノウタケ(脳茸)」。ホコリタケ科ノウタケ属で直径7~8センチ。表面に無数のシワがあり名前の通り脳のような形状になる。カエンタケ探しはしばらく続く。
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