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ノリウツギ・1~名前

 南大沢学園二番街の遊歩道脇に植栽されている「ノリウツギ(糊空木)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木でこの樹液を和紙を漉く際の糊の利用したために名付けられている。日本全土に分布し北海道では「サビタ」と呼ばれている。ならばそれはアイヌ語かと思いきやそうではないらしい。アイヌ語のノリウツギは「ラスパニ」でサビタはどうやら東北地方で呼ばれていた“サブタ”や“サンビタ”などが北海道に渡りサビタとなったという。純白の装飾花は真冬でも残っている
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ハキダメギク・2~果実

 道端で普通に見られる「ハキダメギク(掃き溜め菊)」。キク科コゴメギク属の一年草で北アメリカ原産。約100年前に牧野富太郎博士が東京都世田谷の掃き溜めで発見してそのまま名付けた。今は全国各地に拡がっている。果実は痩果でコゴメギクに比べ冠毛が長い。
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コゴメギク・3~果実

 キク科コゴメギク属の「コゴメギク(小米菊)」。熱帯アメリカ原産の一年草で大正時代に渡来し全国に拡がっているが当地ではここ日野市の幹線道路沿いの一画だけで見ている。果実は痩果で長さは1~2ミリ。ハキダメギクの冠毛が長いのに対して本種の冠毛は短い。
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