goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

ハダカホオズキ・4~霧降の道

 長沼公園“霧降の道”に咲いている「ハダカホオズキ(裸酸漿)」。ナス科ハダカホオズキ属の多年草で8~9月に葉腋から花柄を伸ばし直径1センチほどの花を下向きに付ける。花の基部に蜜があるようでほとんどの花にアリがたかっていた。果実は晩秋に赤く熟すがホオズキのように萼片が果実を包まないので“裸”の名前を付けられている。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

ブタクサ・1~雌花序

 下柚木郷戸緑地付近の遊歩道脇に生えている「ブタクサ(豚草)」。キク科ブタクサ属の一年草で北アメリカ原産。英名は“artemisiifolia”だが、俗名の“hogweed”がそのまま和訳されて名付けられている。日本には明治時代初期に渡来し全国に分布している。花期は8~9月で細長い総状花序に直径3~4ミリの雄花が多数付く雄花からは大量の花粉が放出されるので秋の花粉症の元凶になる。雌花序は雄花序の基部の葉腋に数個付く。写真では2裂した雌蕊の柱頭がいくつか見える。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

ベニイタドリ・1~鑓水小山緑地

 鑓水小山緑地の林縁で見られる「ベニイタドリ(紅虎杖)」。タデ科ソバカズラ属の多年草で白い花を咲かせるイタドリに対してやや紅色を帯びた花を穂状に付ける。ベニイタドリはそもそも亜高山~高山帯に分布しており愛好家の間では「メイゲツソウ(名月草)」と呼ばれているが、これはそこまで赤くない。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )