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キジカクシ・4~熟果

 奥高尾の林道に生育している「キジカクシ(雉隠)」。キジカクシ科(←ユリ科)クサスギカズラ属の多年草で雌雄異株。花の数に比べて果実の数は少なく結実率は低いと思われる。6月に雌花を葉腋にパラパラと咲かせていたが7月に見た時は結実したものが数個しか見られなかった。この日、改めて確認すると赤く熟した果実がひとつだけ見られた。直径5~6ミリで先端が尖っている。オランダキジカクシ(アスパラガス)の果実よりひと回り小さくまた果柄は短い。
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ホタルイ

 堀之内寺沢里山公園で見られる「ホタルイ(蛍藺)」。カヤツリグサ科フトイ属の一年草もしくは多年草で低地の湿地に生育している。草丈は30~40センチで小穂は卵形で3~5個付く。ホタルの名の由来は良くわからない。
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タマツノホコリ・1〜いろはの森コース

 今年7月に初めて変性菌(もしくは原生粘菌)のツノホコリを観察し動物と植物の間という生物を認識したところだが、この日、高尾山“いろはの森コース”を歩いていて枯れ木に付いていた白い物体に気付いた。これはツノホコリの変種の「タマツノホコリ(玉角埃)」のようだ。もっと丁寧に撮れば良かったが急坂で息が切れていてカメラの“白飛び”を考えずとりあえず撮った。タマツノホコリの担子体は直径2~3ミリの半球形でハチの巣のように細かい穴がたくさん開いている。次はもっとわかり易いように撮ろう。
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