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シモバシラ・1~開花

 奥高尾の登山道脇で見られる「シモバシラ(霜柱)」。シソ科シモバシラ属の多年草で冬の“氷華”の姿から名付けられている。花期は9~10月で茎の上部の葉腋から総状花序を直立させ花軸の片側に小さな花を多数咲かせる。シモバシラだけでなくセキヤノアキチョウジなどシソ科植物は地上部が枯れた後でも根は長く活動を続けるため冬に茎の導管から吸い上げられた水が氷点下の地表で凍る。
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ネナシカズラ・2~花

 北野公園付近の浅川河川敷に繁茂している「ネナシカズラ(根無蔓)」。ヒルガオ科ネナシカズラ属の一年草で他の植物に寄生していて土手から見ると草むら一面に拡がっている。花は直径3~4ミリで筒状になり先端は5裂している。雄蕊は5本で中央に雌蕊の花柱が見える。
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