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レモンエゴマ・1~奥高尾

 シソ科シソ属の「レモンエゴマ(檸檬荏胡麻)」。大正2年(1913年)に高尾山で初めて発見された種でエゴマに似ていて葉を揉むとレモンのような香りがあることから名付けられている。草丈は40~50センチで葉は対生し茎頂や葉腋から長さ10~15センチの花穂を出す。小さな唇形花は長さ4~5ミリで萼片には毛が密生している。これは奥高尾“日影林道”のもの。

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イボクサ・1~堀之内寺沢里山公園

 ツユクサ科イボクサ属の「イボクサ(疣草)」。水田や湿地に生育する一年草で花径は1センチほど。昔からイボ取りの薬草とされているが効果のほどはわからない。市販薬の“イボコロリ”には角質軟化作用のある“サルチル酸”が含まれているが、イボクサにはサルチル酸は含まれておらず、当然“イボコロリ”にもイボクサは利用されていない。これは堀之内寺沢里山公園のもの。
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