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クサボタン・2~アサギマダラ

 奥高尾の登山道脇に咲いている「クサボタン(草牡丹)」。キンポウゲ科センニンソウ属で“草”の名が付くが落葉木本に分類されている。写真を撮っていたらひらひらとアサギマダラが飛んできて花に止まってくれた。
 クサボタンの葉はボタンのように浅く3裂し茎は直立し70~80センチになる。花期は9~10月で茎頂や葉腋から花序を出し釣鐘状の花を咲かせる。花弁のように見えるのは萼片で先端がカールしている。雌雄異株で写真は雄花のようだ。
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シャクジョウソウ・3~果実

 大塚西公園の林内に生育する「シャクジョウソウ(錫杖草)」。ツツジ科(←ギンリョウソウ科・イチヤクソウ科)シャクジョウソウ属の多年性菌従属栄養植物でその花の形を僧侶が持つ“錫杖”に見立てて名付けられている。草丈は9~10センチでひとつの果実は長さ1センチほど。6月頃に咲く花が下向きになるのは雨滴で花粉が流れ落ちるのを避け、果実が上向きになるのは広範囲に細かい粉状の種子を飛ばすためと考えられる。
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コミカンソウ

 越野地区の新興住宅地の道端に生えていた「コミカンソウ(小蜜柑草)」。コミカンソウ科(←トウダイグサ科)コミカンソウ属の一年草で旧体系ではトウダイグサ科に分類されていた。写真は果実で直径3~4ミリ。まるでミカンを並べたように見える。花茎の上部には雄花が付き基部に近いほうに雌花が付く。写真でも茎の先端にまだ雄花が見える。
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