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アケボノソウ・2~顔

 リンドウ科センブリ属の「アケボノソウ(曙草)」。山地の沢など湿った場所に生育する二年草で草丈は60~70センチで花径は2センチほど。花被片は深く4~6裂するが中には7裂以上になるものもある。裂片には直径1.5ミリの黄緑色の蜜腺が2つ並び先端には黒い斑点が多数ある。写真は雄蕊の葯が口になり二人の笑い顔に見える。
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アブノメ・2~果実

 オオバコ科(←ゴマノハグサ科)アブノメ属の「アブノメ(虻の目)」。本州以南の水田や湿地に生育する一年草で草丈は10~20センチ。8~10月に葉腋から花柄を出し淡紫色の唇形花を咲かせる。写真は果実で直径2~3ミリ。この様子を“虻の目”の目に見立てたようだが、虻の目はこんなに飛び出していない。アブノメは閉鎖花もあるので次はそれを観察してみよう。
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