元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
タカオヒゴタイ・1~高尾山4号路
高尾山“4号路”で見られる「タカオヒゴタイ(高尾平江帯)」。キク科トウヒレン(唐飛廉)属の多年草で草丈は50~60センチ。秋に茎の上部に直径2センチほどの頭花を数個付ける。高尾山で最初に発見され明治42年(1909年)に命名された。日本固有種で関東地方の山地に生育する。その葉はバイオリン状になり花期でなくても見つけ易い。“平江帯”の字は貝原益軒の『大和本草』にその名があるようだが由来はわからない。また属名の“唐飛廉”の飛廉(ひれん)はヒレアザミのこと。
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リュウノウギク・1~蕾
奥高尾の登山道で見つけた小さな蕾。『さて何の花だろう?』と考えたがその葉を見てすぐにわかった。これはキク科キク属の「リュウノウギク(竜脳菊)」。日本固有種で関東地方以西の陽当たりの良い場所で普通に見られる。次にここを通る時に開花を確認しよう。
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