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アケボノソウ・1~雄性期

 リンドウ科センブリ属の「アケボノソウ(曙草)」。草丈は60~70センチで枝分かれし秋に茎の先に集散状円錐花序を出す。花冠は直径2センチほどで深く4~6裂し、その裂片には直径1.5ミリの黄緑色の蜜腺があり先端には黒い斑点が多数ある。写真中央は咲き初めの雄性期で褐色の葯が残り、その右や上の花は雌性期で葯が落ち雌蕊の柱頭が2裂している。ここは我が家から直線距離3キロ弱の森の中で数年前は数株見られたが、今年はこの1株しか見えない。アケボノソウは二年草で発芽して1年目は葉を拡げるだけで2年目に開花する。先日、南高尾でも開花を見てきた。この季節にこの花を見るのは楽しい。
 昨日誕生した初孫(内孫)には4日後の退院まで会えないが、入院中のお嫁さんから送られてくる動画と写真を眺めている。体重は3,052gで身長は50センチという情報がやっと届いた。目はぱっちり開いて私に似てなかなかの男前ではある。
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クルマアザミ

 頭花の葉状の総苞片が車輪状になることで名付けられている「クルマアザミ(車薊)」。キク科アザミ属の多年草でノハラアザミの変種。クルマアザミは正式名ではない。草丈は50~60センチで陽当たりの良い野山に生育する。これは奥高尾のもの。
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