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ミツバフウロ

 長池公園“自然館”前で見られる「ミツバフウロ(三葉風露)」。フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、葉が3深裂することから名付けられている。草丈は30~50センチで良く分枝し、上部の茎には圧毛(伏毛)がある。ゲンノショウコに良く似ているが、ゲンノショウコの葉はしっかりと5裂するものが見られるので違いがわかる。また高尾山で発見されたミツバフウロの変種のタカオフウロは萼片の外側に開出毛が密生している。
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タカオフウロ・2~裏高尾

 裏高尾“日影林道”に生育している「タカオフウロ(高尾風露)」。フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、ミツバフウロの変種とされ高尾山で最初に発見されたので名付けられている。違いは萼片や花柄の毛で、ミツバフウロの花柄の毛が下向きや屈毛になるのに対して、タカオフウロでは萼片や花柄に開出毛が多く生えている。草丈は30~50センチで葉の形はミツバフウロと同じ。
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ゲンノショウコ・5~絹の道

 鑓水“絹の道”に咲いていた「ゲンノショウコ(現の証拠)」。フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、日本中の山野などで普通に見られる。茎の上部の葉は3裂のものも見られるが、下部の葉は5裂しているので、全部の葉が3裂のミツバフウロとは異なる。またゲンノショウコの花茎には毛や腺毛が多い。
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