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ヤマハッカ・2~顔

 シソ科ヤマハッカ属の「ヤマハッカ(山薄荷)」。北海道から九州まで山野で普通に見られる多年草で、花期は9~10月。枝から細い花穂を出し長さ8~9ミリの唇形花をまばらに付ける。花の長さはセキヤノアキチョウジの半分以下だが、顔つきはそっくり。こちらのほうが耳が横に張り出していて、牛の顔にも見える。これは奥高尾“一丁平”付近のもの。
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セキヤノアキチョウジ・7~顔

 シソ科ヤマハッカ属の「セキヤノアキチョウジ(関屋秋丁子)」。本州の中部地方以東に分布する多年草で花期は9~10月。草丈は40~50センチで枝先や葉腋から花柄を伸ばし長さ2センチほどの細長い唇形花を総状に付ける。その花を正面から見たらそこには“キツネ顔”があった。ライダーのようなサングラスの向こうに小さな目が見える。これは南高尾“榎窪川”沿いのもの。
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ヒメミクリ

 長池公園“自然館”で見られる「ヒメミクリ(姫実栗)」。ミクリ科ミクリ属の多年性抽水植物。これも昨年行われた長池の“かいぼり”によって、ジュンサイ、ミズユキノシタなどとともに発見されたもので環境省レッドリストで『絶滅危惧Ⅱ類「危急」(VU=Vulnerable)』に分類されている。生育記録がある37都道府県のうち6県ですでに絶滅しており、都のレッドリストでは『データ不足(DD=Data Deficient)』に分類されているが、園長によると実態は『絶滅種』に近いと分析されている。
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