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タカオヒゴタイ・3~開花

 高尾山“4号路”で咲き始めた「タカオヒゴタイ(高尾平江帯)」。キク科トウヒレン属の多年草で、関東地方以西の山地や林縁に生育する。草丈は40~50センチで頭花の直径は2センチほど。茎の下部の葉の中央が深く切れ込みバイオリンの形のようになるのが特徴で、高尾山で初めて発見され明治42年(1909年)に命名された。
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クロヤツシロラン・8~花

 ラン科オニノヤガラ属の「クロヤツシロラン(黒八代蘭)」。花の横幅は1センチほどで、上部の傘の部分が背萼片。その両横の2つの小さな楕円形が側花弁で、その周りに大きな側萼片がある。背萼片の真下の白い部分は葯でその横の茶色い部分が蕊柱。花の中央に唇弁がありその基部には毛が密生している。クロヤツシロランは以前はアキザキヤツシロランと混同されていたが、アキザキヤツシロランの唇弁には毛が無く、またクロヤツシロランの萼筒の表面にはイボ状の突起が無いことなどから、昭和55年(1980年)に別種であると発表された。これは鑓水地区の雑木林のもの。
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アメリカイヌホオズキ・3~堀之内地区

 堀之内地区の大栗川沿いで見掛けた「アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)」。ナス科ナス属の一年草で北アメリカ原産。当地では花冠が白いものを良く見掛けるが、これは紫色が濃い個体。直径1センチほどの下向きの花を上から見ると紫のストライプが美しかった。
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