ネナシカズラ・9～小下沢

　旧甲州街道の小下沢付近の道端で藪に絡んでいた「ネナシカズラ（根無蔓）」。ヒルガオ科ネナシカズラ属の一年草で他の植物に寄生して養分を吸い取っている。花は直径3～4ミリで筒状になり先端は5裂している。雄蕊は5本で中央に雌蕊の花柱が見える。

アケボノシュスラン・3～姿

　ラン科シュスラン属の「アケボノシュスラン（曙繻子蘭）」。先日は花をマクロで撮ったが、開花時の全体像も載せておこう。草丈は10～15センチで花序は直立し、数個の花を付けている。淡紅色の花を明け方の空の“曙”に見立てている。