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ジャコウソウ・2~奥高尾

 奥高尾“萩原作業道”で見られる「ジャコウソウ(麝香草)」。シソ科ジャコウソウ属の多年草で山地のやや湿った場所に生育する。赤紫色の花冠は4~5センチで上唇は短く下唇は3裂して中央の裂片は長い。香りの良い“麝香”の名前を付けられたが香りは全く無い。新型コロナの症状に嗅覚・味覚障害が起こるようだが、1ヶ月前に嗅いだ時も香りを感じなかった。
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ヤブツルアズキ・3~果実

 南大沢東緑地で蔓を伸ばしている「ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)」。マメ科ササゲ属のつる性一年草で、写真は果実の様子。ノアズキとは異なり長さ3~4センチの線状の莢で、中に直径5ミリほどの俵形の種子が数個入っている。果実が熟すと果皮が捩じれて種子を弾き飛ばす。
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ノアズキ・2~果実

 長池公園“自然館”で見られる「ノアズキ(野小豆)」。マメ科ノアズキ属の多年草で日当たりの良い野原などに生育する。多摩ニュータウン界隈ではヤブツルアズキしか見られず、ここでは比較のために育てられている。花は瓜二つだが果実の様子はずいぶん異なる。ヤブツルアズキの果実が細い線状の莢になるのに対して、ノアズキの果実は長さ5~6センチで絹さやのように平べったい形になる。
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