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クモキリソウ・1~裏高尾

 裏高尾で多く見られる「クモキリソウ(蜘蛛切草・蜘蛛散草・雲霧草・雲切草)」。ラン科クモキリソウ属の多年草で開花時の草丈は30センチほど。花は2~3個のものから20個程度付くものもある。葉は楕円形で2枚あり葉身は10~15センチ。ここは“北東尾根“で私はこれが初めての出会いだった。
 余談だが自宅から近い蓮生寺公園にもクモキリソウが生育するという情報があったので、2週間前にその藪を探索したが、結局見つからなかった。そして藪漕ぎしながら斜面を登って遊歩道に出ようとしたところで、足元に直径20センチほどの“とぐろ”。中心に小さな頭が見え目が合った。その肌には丸い斑点がありマムシと気付いてからは一目散に藪を脱出した。体長はおそらく40~50センチといったところでまだ子供だったかも知れない。後から思えば証拠写真を取っておけば良かったが、その時はそんなことを考える余裕は全くなかった。『マムシ注意』の立札は都立大学の遊歩道などでも見るが、本物を見たのは初めてだった。地元の公園管理者によると蓮生寺公園にはマムシが生息しているとのこと。むやみに藪に入ってはいけない。
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アリノトウグサ・1~蕾

 五反田谷戸の野道で見られる「アリノトウグサ(蟻の塔草)」。アリノトウグサ科アリノトウグサ属の多年草で草丈は15~30センチ。花期は7~8月で写真は蕾の様子。萼片を含めても長さ2~2.5ミリと小さく、花の様子を茎を登るアリに見立てて名付けられている。花は雄性期と雌性期があり、まず雄性期に雄蕊が出て花粉を出し、その後、雄蕊と花弁が落ちて雌性期になる。
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ハツユキカズラ

 キョウチクトウ科テイカカズラ属の「ハツユキカズラ(初雪蔓)」。つる性常緑低木でテイカカズラの園芸品種。白い斑が入った葉の様子を初雪に見立てている。当地では公園の植栽や民家の生け垣などで良く見掛けるが、それらは剪定されることが多く、これまでその花を見たことがなかった。この日、南陽台の住宅地を走っていて斜面一面にハツユキカズラがつるを伸ばしており、その中に小さな花があるのをやっと見つけた。
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