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カキラン

 ラン科カキラン属の「カキラン(柿蘭)」。その名の通り柿色の花を初夏に咲かせる。草丈は30~40センチで花径は2~2.5センチ。背萼片は立ち上がり側萼片は左右に張り出して、卵型の2枚の側花弁が蕊柱に覆いかぶさっている。唇弁には紅紫色の模様が目立ちその先端にはV字形の斑紋がある。これは五反田谷戸のもの。
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ギンリョウソウ・6~大塚東公園

 ツツジ科(←ギンリョウソウ科・イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属の「ギンリョウソウ(銀竜草)」。菌従属栄養植物で自身では葉緑素を持たず、根に形成される菌根菌を介し、宿主が光合成によって作り出した栄養を獲得している。先日は大塚西公園で生育を確認したが、直線距離で約600メートル離れた大塚東公園にも生育すると聞き開花を確認した。
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フトイ

 カヤツリグサ科フトイ属の「フトイ(太藺)」。湿地など湖沼に生育する抽水植物で、“イグサ(藺草)”よりも太いという意味で名付けられている。ちなみにイグサはイグサ科で違う仲間。フトイの草丈は70~80センチで、大きいものは2メートルにもなるようだ。雌性先熟で写真は多数の雌蕊の柱頭が見える。これは“せせらぎ緑道”のもの。
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