サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング。楽しく名前を覚えましょう。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part1
ヤマボウシ・3~味見
熟した「ヤマボウシ(山法師)」の実は美味しいということを本で知った。本当ならば試してみなければ気がすまない。それ以来、ヤマボウシの実が赤くなるのを心待ちにしてきた。ところがなかなか緑の実が赤くならない。その本には、 “赤く熟した実は野鳥との競争だ” とも書いてあった。やむなく完熟はあきらめて少し赤みがかった程度のものでチャレンジしてみると、思いのほか美味い。酸味はなく上品な甘みだ。これなら完熟はもっと美味しいはず。見上げると高い枝には完熟している実がある。少年時代なら木登りをして採るのだが、さすがにいい大人が木登りをするわけにもいかず、『うーん、残念。』
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カワラナデシコ・1~七草
首都大学で道端に可憐に咲く「カワラナデシコ(河原撫子)」。園芸店で並べられているナデシコからは、秋の七草を連想しにくいが、こうして野に咲く花を見ると、秋の七草といわれる所以がわかる気がする。清楚な姿だが、しっかりと存在を主張している。ちなみに秋の七草を並べると “ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、オミナエシ、クズ、フジバカマ、秋の七草” どこかで見つけた覚え方は、“奥深き花(オクフカキハナ)” で、オミナエシ、クズ、フジバカマ、カレオバナ(ススキ)、キキョウ、ハギ、ナデシコ。
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ホオズキ・1~実
首都大学の藪の中で赤く熟していたのは「ホオズキ(酸漿)」。金網が邪魔だが乗り越えて写すわけにもいかない。園芸店や庭に植えられているのを見たことは多いが、野生のものを見たのは子供のとき以来か。そういえば昔の遊び歌にホオズキが出てきた。 『♪♪いろはに金平糖、金平糖は甘い、甘いは砂糖、砂糖は白い、白いはウサギ、ウサギは跳ねる、跳ねるは蚤、蚤は赤い、赤いはホオズキ、ホオズキは鳴る~』 この先もきちんと歌詞はあるのだろうが、覚えているのは少し下品な歌詞なので紹介はやめておこう。
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キバナコスモス・1~下柚木
そろそろコスモスがあちこちで見かけられる季節になった。これは「キバナコスモス(黄花秋桜)」。コスモスの可憐さに魅かれて、去年、自宅の庭にコスモスの種を蒔いたが、台風の当たり年で強風にやられてその魅力を十分に堪能できなかった。そもそも狭い庭にコスモスも不似合いで、やはり広い草原一面に咲くのが良い。下柚木を歩いていると、歩道の脇にコスモスが数十メートル植えられている。コスモス街道とまではいかないが、なかなか良い雰囲気。
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クズ・1~花
今まで何度も見ていたが、名前が分からなかった。花の時期が終わる頃になってこれが「クズ(葛)」の花だということが分かった。おかげで写真も最盛期を写したものではなく、綺麗な紫色の花の魅力が十分に出ていない。首都大学の遊歩道を歩いていると、足元に紫色の花びらが散らばっているので、見上げてみると高い樹に絡まって花をつけている。なかなか撮り易いところにクズの花がない。
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ヤブラン・1~藪の中
首都大学遊歩道の藪の中で見つけたが、遊歩道からは少し離れていたため、やむなく草むらを踏み分けて写真を撮りに行った。遊歩道を歩いていても蜘蛛の巣に引っかかることが多いが、道を外れるとそれはさらにひどく、苦労させられた。特に “マムシ注意” という立て札もあり、わざと足音を鳴らしながら近づいた。この花は、最初はオカトラノオの仲間だと想っていたが、虎の尾のように横向きではなく、すくっと立っている。調べてみると「ヤブラン(藪蘭)」ということだがランの種類ではないらしい。
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メマツヨイグサ・1~藪
この花をオオマツヨイグサ(大待宵草)だと思っていたが、オオマツヨイグサの花径は7~8センチ。これはせいぜい3センチなので、「メマツヨイグサ(雌待宵草)」としておこう。太宰治 “富嶽百景” の中の、“富士には月見草が良く似合う” という有名なくだりは、オオマツヨイグサのことで月見草はまた別の花。さらに、竹久夢二の “宵待草” は “待宵草” を間違って反対に書いたとのこと。それはさておき 『富士山は何の花でも良く似合う。』
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散歩道の昆虫~抜け殻
野道を散歩をしていると、セミが最後の力を振り絞って体当たりしてくる。分かってはいるものの、突然攻撃されるとびっくりする。セミが飛び出してきたあたりを見てみると、綺麗に抜け殻が並んだ葉を見つけた。一枚の葉に3つの抜け殻があった。仲良く飛び立った様子を想像するとほほえましいが、その後のはかない命を想うと何とも言えない。まあ思う存分鳴いて過ごして下さい。
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トキワサンザシ・1~若い実
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