シャクチリソバ

 タデ科の「シャクチリソバ(赤地利蕎麦)」。小さくて見にくいが、花弁のように見えるのは5枚の白い萼で、ピンクの雄蕊と8個の黄色い蜜腺が可愛らしい。チベット原産で「ヒマラヤソバ」の名前もある。普通のソバは奈良時代以前に中国から渡ってきたが、これは昭和初期にソバよりもルチンの含有量が多いということで輸入され栽培されていたようだ。ところがルチンそのものが安く輸入されるようになって、このシャクチリソバは、お役御免となったとのこと。その後は各地で野生化している。実を集めればソバができるがやはり買ったほうが早い。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« カナムグラ・... スズメウリ・... »
 
コメント
 
 
 
シャクチリソバ (かのこ)
2006-10-08 20:43:25
NTさんへ

これも懐かしいですね~。

こちらでは見ていないです。



よく増えますし背が高くなりますよ。

お友達が植えて困っていました。

食べられるのですね~~。

そうでしたか・・・。
 
 
 
かのこ様 (多摩NTの住人)
2006-10-08 22:20:54
コメント有り難うございます。

困るほど増えるんですか。あちこちで野生化しているようですね。花はとても可愛らしくて気に入っています。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。