サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング。楽しく名前を覚えましょう。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part1
ベニバナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/28/2373f2b99db9c44be827146b9bf32a3e.jpg)
鮮やかな黄色の「ベニバナ(紅花)」。キク科の一年草(越年草)。インドやエチオピアが原産で、日本には応神天皇の頃にシルクロード経由で渡来し呼ばれた名前が末摘花(スエツムバナ)。花は乾燥させて染料や口紅などの着色料になるし、血行促進の薬効もあるようだ。種子は紅花油として食用にされる優れもの。ベニバナの花の色は黄色だが、花後は周りに見えているように赤くなる。
ところで “末摘花” は、源氏物語の中に出てくる不器量なお姫様の名前。その赤い鼻をこの赤い花に見立てたようだ。間違っても 『君はベニバナのように美しい!』 などと言ってはいけない。
ところで “末摘花” は、源氏物語の中に出てくる不器量なお姫様の名前。その赤い鼻をこの赤い花に見立てたようだ。間違っても 『君はベニバナのように美しい!』 などと言ってはいけない。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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花びら?1本1本が鮮明で色も鮮やかでとても綺麗ですね。
ベニバナはいろいろ役にたつお花なんですね。そういえば、旅行に行ったとき、お土産にお花を乾燥して売っていました。場所は忘れましたが・・・
>「君はベニバナのように・・・」
言われなくて良かったです(笑う
そうですね。これをドライフラワーにしても綺麗でしょうね。紅花油も今まで全く意識していませんでした。
高校生の頃に「源氏物語」を読破しました。この “末摘花” の話は、とても面白かったですね。
すごいですね!管理人さんは文学青年でしたか
そんなに面白いのでしたら、“末摘花”のところだけでも読んでみたい、、と思いますがやっぱりもう無理か。。。
ベニバナのドライのもので染色したことがありますが、ピンクに染まりました
きれいな色でした
「源氏物語」は試験に出るといわれて、半ば脅されて読んだものです。今読めばもっと奥深さが分かるかもしれませんね。
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