散歩道~鑓水公園コース

 ラフェット多摩から長久保交差点を三徳プラザのほうへ向かう。長久保交差点から道路脇には、エゴノキ、シナノキやシャリンバイなどの低木、またコバンソウなどの野草も見つけられる。タイサンボクもここで見つけた。緩やかなアップダウンがあり、スーパーを過ぎるとやがて大きく右に曲がりながら下っていく。
 柚木街道に出る手前で、西に向かい鑓水公園を目指す。公園入口の階段には見事なベニウツギ。その先にはハコネウツギもある。小さな雑木林の公園だが、ウグイスの谷渡りも聞こえてくる。初夏はミズキやヤマボウシがきれいだ。もう一つの階段のほうはキンシバイが咲く。公園を出たところに橋があるが、その欄干にはタヌキの像があっていかにも多摩らしい。周りは開発途上であり、何年か経つと住宅が立ち並ぶはずだ。一画に少しハイソな感じの新築住宅が並んでいる。さらに進むとニセアカシアがあり、道路脇にはベニサラサドウダンがかわいらしい花をつけている。シランの花壇も見えてくる。通る人は少ないが、暗い雰囲気の道ではなく、明るく気持ちがいい。
 このあたりから北西に進路をとれば、江戸時代の建築物として保存されている小泉屋敷や、柚木街道を渡って信玄ゆかりの寺や絹の道につながる。絹の道の資料館から先は未舗装の山道となる。絹の道は樹木が生い茂りさすがに武蔵野の風情。気持ち良く歩いて行くと “絹の道” の石碑にたどり着く。
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