ウド・1~山菜

 「ウド(独活)」の花は特徴のある形ですぐに分かるが、じっくりと観察したのは初めて。首都大学で見つけたこのウドはまだ大木とはいえず成長はこれから。
 旨い薹(トウ)→ウトウ→ウド の通り、山菜の代表格。採取には季節はずれだし、そもそも周りを見てもこの小さな一本しか見当たらないので、引き抜くわけにいかない。最近は乱獲で少なくなっているらしい。『必要な分だけ採ってあとは残しておけば良いのに・・』 と思うが、いざ目の前に美味そうな山菜があると、一族郎党、友人の分まで採ってしまうかも知れない。まあ、バランス感覚を大切にしたいもの。と言うことでこのウドは、来年の若芽を少し頂くことにしよう。
 ところで春先に鑓水緑地の藪の中で70~80センチのタラノキを見つけ、『来年の若芽を天ぷらに・・』 などと一人ほくそ笑んでいたら、夏には藪の中にすっかり埋もれて、ついに先日雑草と一緒に根こそぎ刈りとられていた。“取らぬタヌキの皮算用” ならぬ、“取らぬタラノキの新芽算用”。
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