サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング。楽しく名前を覚えましょう。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part1
アレチウリ・1~雄花
柚木街道沿いの歩道脇のフェンスに絡みついていた「アレチウリ(荒地瓜)」。ウリ科アレチウリ属のつる性一年草。北米原産の帰化植物で、窒素を好むらしく、動物の糞尿のありそうな道端で増殖している。雌雄同株異花序、つまり同じ株に雄花と雌花があるが、写真は直径15ミリほどの雄花。雄蕊が合着して太い柱状になっていて、まるで雌蕊のように見える。先端は何やらナスカの地上絵のような模様。
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アキノノゲシ・4~蘂
残暑が厳しくクールビズがもうすぐ終わりになるのは辛いところ。3ヶ月以上ネクタイ無しの勤務に慣れてしまうと、スーツ姿にはなかなか戻りにくい。ところが秋は確実にやってきており、野にはいろいろな秋の花。これはキク科アキノノゲシ属の「アキノノゲシ(秋野芥子・秋の野罌粟)」。淡いクリーム色がなかなか魅力的で、蘂の中心がボオッと光って見える。
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ネナシカズラ・3~再会
この花にもう一度会いたくて、去年見つけたあたりを1ヶ月前からウロウロ。何せ定住していないのでなかなか厄介。でもやっぱり去年の場所で見つけることができた「ネナシカズラ(根無葛)」。ヒルガオ科ネナシカズラ属の一年草で、長いツルを伸ばして他の植物に絡みつき、寄生根を出して養分を吸い取る。初めのうちは根からきちんと伸びてくるが、寄生が始まると根から離れて、他の植物に覆いかぶさっている。葉の無いツルを引っ張るとすぐにちぎれてあっけない。花径は小さくわずか4~5ミリ。先端は5裂していてとても可愛らしい。
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マルバルコウ・3~残暑
週末のウォーキングも4年以上になり、開拓したコースはいろいろ。自分では毎週コースを変えているつもりだが、たまたま開花を待っていた花などがあると毎週その道を歩くことになって、歩くコースに偏りがでる。
この上柚木から鑓水に向かう大栗川遊歩道を歩くのは1ヶ月振り。川沿いのフェンスに絡まって迎えてくれたのはヒルガオ科サツマイモ属の「マルバルコウ(丸葉瑠紅)」。葉が羽状に裂けるルコウソウと異なり葉は丸い。残暑の日差しを浴びて元気いっぱい。
この上柚木から鑓水に向かう大栗川遊歩道を歩くのは1ヶ月振り。川沿いのフェンスに絡まって迎えてくれたのはヒルガオ科サツマイモ属の「マルバルコウ(丸葉瑠紅)」。葉が羽状に裂けるルコウソウと異なり葉は丸い。残暑の日差しを浴びて元気いっぱい。
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ボタンヅル・4~実
連休前の天気予報では、『曇り時々晴れ』 くらいだったが、この3日間はピーカンの真夏日。敬老の日の連休と言うよりは、夏休みの真っ只中と言う気分。
さて、これは長池公園の「ボタンヅル(牡丹蔓)」。花が終わるとセンニンソウと同じように白いヒゲが伸びてくる。キンポウゲ科センニンソウ属の落葉性つる植物で日当たりの良い場所に生育する。
さて、これは長池公園の「ボタンヅル(牡丹蔓)」。花が終わるとセンニンソウと同じように白いヒゲが伸びてくる。キンポウゲ科センニンソウ属の落葉性つる植物で日当たりの良い場所に生育する。
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チョウセンアサガオ
南大沢2丁目の道端の「チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)」。近所の庭から種がこぼれてきたのか、街路樹の横に根付いている。蕾の形がとても面白いが、傘をたたんだ時の手元の形に見えないだろうか。チョウセンアサガオは、熱帯アジア原産のナス科一年草。江戸時代に中国から渡来し薬草として栽培されていた。全草に毒があり、華岡青洲が日本で初めて乳がんの手術をした時に、全身麻酔薬として使ったことで有名。
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イタドリ・11~道端
少し赤み掛かっている「イタドリ(虎杖)」の雌花。赤い花のイタドリをベニイタドリとかメイゲツソウと呼ぶが、これは淡い赤なのでイタドリとしておこう。花被片5枚で、花が終わると外側の3枚がそう果を包んで翼状に変化していく。
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アカネ
科名になっているが本ブログでは初登場の「アカネ(茜)」。アカネ科アカネ属のつる性多年草。花径はわずが3ミリ程度の小さい花で、花冠は5裂するが、写真のように4裂のものもある。黄赤色の根が染料になり、これで染まった赤い色が “茜色”。 夕焼けの色と言えばわかりやすい。
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