読売新聞社オンライン 9月2日発表の記事です。
マスクを着用しない乗客を降車させたとして、国土交通省中部運輸局は1日、伊豆箱根バス(静岡県三島市)に対し、道路運送法に基づきバス2台を各25日間の使用停止にする行政処分を行った。こうした処分は全国初という。
発表や同社によると、4月7日午前、同県伊豆の国市を走行中の路線バスに、マスクを着用しない客が乗車した。男性運転手は車内放送で着用を求めたが、客が従わなかったため、バス停ではない場所で停車。乗客に「降りてください」と言って降車させたという。
「国土交通省」は、電車内では下記のことを協力依頼しています。
1) マスクを着用し、会話は控えめにしていただく
品質の確かな、できれば不織布マスクの着用をお願いします
2) 車内換気へのご理解・ご協力をいただく
3) 混雑を避けた時間帯・車両をご利用いただく
国土交通省の見解では「電車だったらマスクをしろ」、「バスだったらマスクをしなくて良い」そんな話は無いだろう。
路線バスの中は、電車より通路が狭く、密集しているので危険度は高いはず。
「路線バスではマスクをしてください」と書いていないから、しなくて良いとでも言うのだろうか。
団体の貸し切りバスなら、マスクをしなくともまあ許せるかもしれないが、路線バスなら何処の誰がのってくるかもしれない。
免許を持たないお年寄りの足として重要なのが路線バスである。感染症で重症化しやすいのもお年寄りです。
国土交通省も、今の感染者数、死者数、病院のひっ迫など、世の中を見渡して、少し考えれば解りそうなものだ。