アブラナ科 タネツケバナ属 ミチタネツケバナ
ヨーロッパ原産の越年草、公園や空き地、畑など全国で見られるようになっています。
在来種の「タネツケバナ」は、水田や用水路など湿った場所で見られますが、「ミチタネツケバナ」は、乾いた道の方で見られるということで名前がついたそうです。
根出し葉は斜めに立ち上がります、円形で2箇所の小さな切れ込みのある小葉が3対から5対あります。
根出し葉の中心から花茎が真っ直ぐ立ち上がります、白色の花弁は4枚、雄しべは4本、花が終わるころには次の花がさいています。
花のあと花柄が少しのびて莢の中に種子ができます、茎は花をさかせながら上にのびて行くので、小さくても菜の花のような姿になります。
花柄と莢がのびるので、今さいている花より莢が上にのびます。
花柄が茎に近く斜めにのびるのと、莢が花より高くなるのは「ミチタネツケバナ」の特徴です。