今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダムSEED③平和の国 原作/矢立肇・富野由悠季 著/後藤リウ 2003年9月1日 角川書店(2回目)

2017-05-13 06:58:32 | ガンダム
すーぐ1カ月近く経つから困る→1回目



○ここまでのあらすじ
積荷ごと落ちるくらいなら積荷を落とす




PHASE 02


 殺される――!
「――キャアァァーッ!」
 思わず喉から悲鳴が迸った。振り下ろされようとしていたナイフが、顔の前で止まる。
「・・・・・・・・・・・・女?」
不時着した無人島で「敵」を発見したカガリは、
あっさり返り討ちにされましたとさ。
男勝りに見えても、殺し合いはまだ素人の女の子なのよう。


カガリのスカイグラスパーが帰還しないことで、
アークエンジェルは大騒ぎであります。
「ミッシング・イン・アクションと認定されますか?」
 ナタルが淡々と問うた。その言葉にマリューは眉をひそめる。
「・・・・・・なんです、それ?」
「MIA」だって。
企業買収かな?(知ったかぶり)
※そっちはM&Aだよ、念のため。


 サイが小声でたずねると、トノムラがやはり声をひそめて答えた。
「戦闘中行方不明。まあ・・・・・・『確認してないけど戦死でしょう』ってことだな、軍人には」
ざんねんだったね!



アスランは、変な女を捕獲(というか保護?)しました。
 こいつ、自分が女だという自覚が足りないのではないのだろうか。他人の目を気にしないにも程がある。
 真っ赤になって歩き出したアスランは、足を滑らせてさっきの溝に落ちた。
婚約者までいるのに女慣れしていないアスラン。
昼ドラ展開中のキラとは対照的ですね。



アスランが行方不明になったことで赤服ズはイライラ。
「南の島のお姫さまと、アバンチュールでも楽しんでるんだったりして」
「ディアッカ! こんなときに冗談はやめてくださいよ!」
アスランはニコルに土下座すればいいと思う。


ストライクを出してまで行ったカガリ捜索は空振りでした。
焦るキラを諌めるムウですが、
そんな彼にも今回の件には自身の判断ミスを悔やむようすが・・・・・・
地球連合軍のエース「エンデュミオンの鷹」、
キラから見て『もっとも頼りになる大人』だって万能じゃない。
 その彼が自分の判断を疑い、無力さに歯ぎしりしている。その事実がキラの頭を冷やし、同時に落ちつかない感じを抱かせた。この当惑は多くの子供たちが経験するものだ。彼らはある日突然、大人たちが自分たちと同じく不完全で傷つきやすい存在と知る。
むしろ「子供だから」という免罪符が使えない分辛いんじゃよ。
だから全ての大人に「大人手当」を出そう(提案)



カガリ、アスランの隙をついてうっかり銃を奪うの巻。
「おまえを撃つ気はない! でもっ・・・・・・」
 彼女は泣きそうな顔でわめいた。
「あれはまた、地球を攻撃するんだろ!?」
 彼女の言葉を聞き、兵士の顔を、かすかな動揺がよぎる。
 この少年に恨みはない――それどころか、不思議と親しみさえ感じはじめている。だが――
(´・ω・`)


殺し合い寸前のところで思い出される、「砂漠の虎」の言葉――
 ――やはり、どちらかが滅びなくてはならんのかねえ・・・・・・?
 殺さなくてはならないのか? 自分は守りたいだけ――彼が殺そうとしている者を助けたいだけなのに・・・・・・。だが、それは相手も同じだ。彼も同胞を殺させないために戦っている。どちらも想いは同じなのに――!
煽ってる奴らだけ殺そうぜ(提案)


そして極限の状況が招いた結果は・・・・・・
 カガリ――か・・・・・・。
 忘れないように、アスランは心の中で、もう一度その名を繰り返した。
アスランはニコルに土下座するべきだと思う。



「子供が戦争をやらされてる」から変な空気なんだな。
で、「戦争をやらせてる」のは大きな子供という(´・ω・`)