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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

テイルズ オブ リバース 第一話 落日の瞬間㊦ 矢島さら 2005年5月2日 エンターブレイン(3回目)

2016-02-22 07:05:44 | テイルズ
続けていくぞ3回目ー。→1回目2回目


○ここまでのあらすじ
バビログラードでの戦いで、攫われた娘たちの一部を助け出したヴェイグたち。
しかし、クレアは既に首都バルカへ連れて行かれていた。
クレアを追ってヴェイグたちがバルカに到着した頃、
クレアは女王アガーテにロックオンされていたのです・・・・・・。



第九章

「そうか・・・・・・あの男なら、城への入り方を知っているかもしれない・・・・・・うむ、ヤツを追おう!」
カレギア城から逃げてきた男を追いかけろ!

・・・・・・誰なのさ?
「待て、ヨッツア。オレの顔を忘れたのか?」
「え・・・・・・? ああっ、ユージーンの旦那! ご無沙汰だねえ! その節はお世話様~」
 ヨッツアと呼ばれた青年は、軽い調子で頭を下げた。
「ねえ、ヨッツアって、『カレギアの辞書』のヨッツア?」
この男、皇帝陛下・・・・・・じゃなくて、『情報屋』。
以前、城に侵入したところをユージーンが捕まえたけど、
「仕事」を頼んだこともあったので見逃してやったらしい。

ヨッツアの情報で、城にクレアがいることが確定。
そして城への侵入方法は、ジベールという人物が知っているらしい。
じゃあそいつをぶちのめせばいいんだね!(急ぎ)
「わしの部下にハックというのがいる。考古学の研究をしておるのだが・・・・・・街の北東にあるメセチナ洞窟へ調査に行ったきり戻ってこないのだ。なにかの事故に巻き込まれたか、それとも敵に捕まったのか・・・・・・」
侵入方法を教える条件は、部下の救出。
『敵に』って、ジベールはどっかの組織と対立でもしてんのかこれ。


メセチナ洞窟はサクッと攻略して、バイラスに襲われていたハックを救出。
無事連れ帰って城への侵入方法、隠し通路の情報をゲットー。
「あ・・・・・・キミのつけてるそれ・・・・・・蒼月石じゃないか?」
ハックが指摘したのは、ヴェイグがクレアに貰ったお守り。

「まもなく、石いっぱいに光が満ちるよ。昔の人は、欠けては満ちる月を見て、死んでは復活する聖なるものだと思っていたんだ。だから、古代の人々は自分たちが死んでも生まれ変われるようにと、月を崇めた――それで月のように満ち欠けするその石をお守りにしたんだよ」
(´・∀・`)ヘー
で、光が満ちた時には『聖なる王が甦る』そうで。
『聖なる王』が何なのかは不明らしいけど。


さて、雑学を仕入れたところで、いよいよ城へ向かいますか!
「・・・・・・もし、オレが傷つき倒れたときは・・・・・・クレアのことを頼みたい。オレは死んでもかまわない。クレアが無事なら、それでいい。だから・・・・・・」
ヴェイグ、あの、相手は国家なんだから、
殺し合いによる解決だとヴェイグたちは勿論、クレアも指名手配なんじゃ・・・・・・?
話をそらす考察はボクの悪い癖。


「クレアさんはおまえの手で救い出せ! おまえが死んでもおれがたたき起こす! 起きろぉ、ヴェイグっ、死んでる場合じゃねえぇぇっ! ってな。わかったかよ!?」
ティトレイ、イケメン!
さすが攻撃力の低い前衛!
・・・・・・ネタっぽく言ってるけど、HP回復力の高いティトレイはレギュラー。
現実には、そうだな・・・・・・

ヒ「効率が悪いわ、反省材料ね」
ユ「具体的にはどうする?」
ヒ「そうね、術防御力の低い前衛を切るとか」
ユ「・・・・・・」

最大HPは高いのに瞬殺されすぎぃ!



城へ侵入したヴェイグたちはスネークミッションを展開するも、当然見つかる。
「どこへ行くのかな? ドブネズミくんたち?」
 サレが現れた。やはり地下通路を使ったことは知られていたらしい、とユージーンは唇を噛んだ。
え、これそういう意味の発言だったの・・・・・・?
単純に「下賎の者」的な侮蔑だと思ってた。

ヴェイグがクレアの行方を問い詰めるも、とぼけるサレ。
「ふざけるな!」
「ふざけてるのはキミたちだろう? お城に忍び込んだあげく、国に仕えるこの僕に、重要機密をバラせと迫ってるんだからさ」
サレ、100%正論。た、確かにぃ!


「その必死な目・・・・・・キライだな。キミみたいな人を見ると、もっといじめたくなるんだよね、僕」
ヴェイグたち対サレ、ファイ・・・・・・?
しかし、そこへ近衛兵に守られた女王アガーテと側近のジルバが。


「陛下がいま、なにをなされようとしているのか、その真意のほどをお聞かせ願いたいのです! どうか私にお時間を・・・・・・」
「侵入者だ! 捕らえよっ!」
 ユージーンの言葉など耳に入らなかったかのように、ジルバが近衛兵に命ずる。が、兵士がユージーンのほうへ足を踏み出すより早く、アガーテが唇を動かした。
「待って、ジルバ。わたくしにユージーンと話をさせて」
おっと、和平エンドあるか?


広間に移動し、アガーテは『真意』を話し始める。
「その昔・・・・・・不思議な力を持つ『聖なる王』と、王と同じ力を持つ六人の聖者たちがこの世界を治めていました・・・・・・」
王「おい聖者ども聖者のくせにナマイキだぞ」
聖者「なにをキングゴリラめゴリラ汁にしてくれるわ」
的な事があって、最後は聖者たちが王を封印しましためでたしめでたし。


「わたくしはその封印を解き、『聖なる王』をよみがえらせる儀式を執り行うのです」
ラドラスの落日以降、カレギア王国は『滅びの道を進みつつ』ある・・・・・・!


「王家に連なる者だけが持ち得る『月』のフォルスに、聖なる王の力を合せれば、必ずカレギアを救うことができる。わたくしはそう信じています」
(´・∀・`)ヘー
なるほど『真意』がわかったね!
女王陛下は国のことを思っていたんだね!さすが女王!


「違う!」
 ヴェイグは自分でも気づかないうちに叫んでいた。
「オレが聞きたいのはそんな話じゃない! あんたが命じてさらわせたヒューマの娘たちはどこだ!? クレアはいまどこにいるっ!?」
そう、大事なのはそっちな。
『聖なる王』とか『聖者』とか割とどうでもいい。


「安心なさい。儀式が終われば、すぐに彼女はお返しします。なにがあろうとも、彼女は決して変わることはありません。なぜなら・・・・・・、彼女は目を閉じることができるから」
(。´・ω・)?
いいからさっさと返せよくそが(´・ω・`)

しかし、アガーテは何かスイッチ入っちゃってまともな会話にならず。
サレが指揮するフォルス能力者の兵士に一斉攻撃を受けたヴェイグたちは、
抵抗虚しく拘束されてしまったのです・・・・・・。





第十章

「・・・・・・あれからどれくれい経ったんだ!? クレアは・・・・・・そうだ・・・・・・儀式を・・・・・・儀式を止めなければ・・・・・・!」
目が覚めたら街の外の収容所。
儀式は満月になったらやるんだっけね?

「っ!」
 蒼月石に目をやったヴェイグは愕然となった。ジベールの家で見たときとは、明らかに様子が違う。石の大部分が輝きに満たされていた。
「あと少しで完全に満月になる!! もう時間がない!!」
でも、出られない\(^o^)/


もうだめじゃー、おしまいじゃー
「・・・・・・っはっはっはっは・・・・・・はーっはっはっはっはっはっ・・・・・・」
「あれ、この声は・・・・・・」
誰だッ誰だッ誰だーッ


「『漆黒の鍵』、参上!」
漆黒ktkr!

ギンナルの手には牢屋の鍵。
「貴様らの運命は、オレ様の手の中にある!」
 と、独房の小窓から小窓へと鍵を見せびらかして歩いた。
『歩いた』wwwうぜぇwwwwww

そしてギンナルは・・・・・・
「とらわれの青い小鳥よ。羽ばたくがいい。我ら、『漆黒の翼』のように!」
「借りは返した。生きていたら、またどこかで会おう」
 手を振りながら仲間ふたりを従えて、去って行った。
彼らは『王の盾』・・・・・・国王陛下直属の部隊の兵士。
その地位を!「借りを返す」ために投げ捨てて!イケメン!


牢から解放されたヴェイグたちは、ついでに他の牢も開ける。
人攫いに反対した兵士や、抵抗した市民を収容所送り・・・・・・この国はもうダメだ。


さぁ、今度こそだ!
城に再び侵入、向かうは『屋上にある祭儀場』!
兵士たちをちぎっては投げちぎっては投げ・・・・・・あとはこの階段を真っ直ぐ!
「おや、どこかで聞いた声だね」
 そのとき、階段に続く暗がりのほうから声がした。
 サレとトーマが、ゆっくりと姿を現す。
「サレ! トーマっ!」
「去れ、トーマっ!」に聞こえなくもな

「お姫様のささやかな夢がもう少しでかなうんだ。邪魔しちゃあいけないよ」
「夢だとっ!? なにが夢だ! そこをどけっ」
 サレは、前髪をさっと掻きあげる。
「ふっ、・・・・・・どくと思うかい?」
「なにを!? やるならさっさと来いっ!」
ヴェイグたち対サレ&トーマ、ファイッ!

いくら四星といえども、やっぱり2対6な訳で・・・・・・
「・・・・・・許さん・・・・・・絶対に、許さんぞおおおぉぉっ!!」
はいはいおつおつっと。
あの名言が無いのは残念だ・・・・・・バカみたい♪




「・・・・・・わたくしが、わたくしでなければ・・・・・・、あのかたは、わたくしを見てくれる・・・・・・。わたくしは、生まれ変わる・・・・・・『聖なる王』の力とともに・・・・・・」
儀式、始まる。

ワルトゥとミリッツァを仲間に任せて駆けつけたヴェイグ。
しかしその時、アガーテは既に『聖なる王』の力を手に入れていた・・・・・・!
アガーテは続けてクレアに何かをするつもり。
止めようとしたヴェイグの剣もフォルスも届かず・・・・・・
そして・・・・・・
「ようやく、わたくしの願いが・・・・・・この想いをかなえるときがきたのです・・・・・・」
何が出る、何が出る、タララタンタンタタタタン


「きゃああっ! な、なんなの・・・・・・どうなっているの・・・・・・ジルバーっ!」
 その場にいる全員が、ひしゃげた月を見上げて愕然とした。
「フォルスの暴走だ!」
失敗した(?)話!
やっちゃったぜ☆(やっちゃったぜ☆)


現れしは・・・・・・
‶我が名は・・・・・・、聖獣王ゲオルギアス〟
『聖なる王』さんがログインしました。

‶我はここに再臨せり。悪しき者の不浄なる足跡を消し去るために! いまこそ我が使命を果たさん〟
言うやゲオルギアスは『光線を発射』。
当たった『兵士が二、三人』、消滅・・・・・・消滅!?


‶我が使命は地上に安寧をもたらすこと・・・・・・すなわち、ヒューマの殲滅〟
おk把握したふざけんなぶちころすぞ(´・ω・`)


「うわああっ! くそうっ、聖獣王だかなんだか知らねーが、だまって滅ぼされてたまるかってんだ! なあっ」
 光線を危うくかい潜ったティトレイが、ヴェイグたちに同意を求めた。
「ああ。行くぞっ!」
 ヴェイグは大剣を構え、ゲオルギアスの巨体を見上げた。
ヴェイグたち対『聖なる王』、ファイッ!

圧倒的な力を誇る聖獣王。
ヴェイグたちに勝機はあるのか!?
そして、ヴェイグはクレアを取り戻すことが出来るのか!?
 その瞬間、すさまじい爆発が起きた。
ヴェイグーッ!!