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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

進撃の巨人14 諫山創 2014年8月8日 講談社

2016-02-10 07:15:26 | 進撃の巨人
の命を受けた中央憲兵により、身柄を狙われる
エレンとクリスタ。暴走する王に対し、調査兵団は
ついに王政打倒を決断する・・・・・・!!
裏表紙より。
「人類」対「人類」、いよいよ本格化・・・・・・!




第55話 痛み

ピクシス「武力による革命ではこの事態を回避できん
 ウォール・マリアの奪還どころでは なかろう
 「エルヴィン
 ワシにこれ以外の未来を提示できるかの?
もしもの時は王政打倒も考えてはいたピクシス。
しかし、ただの武力革命では、王を殺せてもその後の統治がまず不可能。

エルヴィンの策は・・・・・・?
エルヴィン「武力を行使するつもりはありません」
 「人を殺すこともあってはなりません」
でも今の『王の首はすげ替える』。

武力行使無き革命に興味を示すピクシス。
どうやってだエルヴィン!?
エルヴィン「ただ」
 「それが叶うのに最も重要な根拠がまだありません・・・」
 「その決め手となるものがもし違っていれば・・・我々は皆 首をくくることになるでしょう」
※2月11日修正。「そお決め手」→「その決め手」
ははは、こやつめ


連絡待ちの間、エルヴィンの自分語り開始。
エルヴィン 私の密告により
 父は王政に殺されたのです
教員をしていた父親に聞いた、この世界に関するある仮説。
子供だったエルヴィンは、その話の危険性を理解できていなかったのです・・・・・・。


父親を死に追いやった衝撃の仮説、今やエルヴィンはそれが正しいと確信。
ピクシス「・・・・・・」
 「ほう・・・」
 「そんなことでも起きない限りはこの壁の中の社会は成立しえんからか?」
エルヴィン「はい」
 「それが父の仮説です」
老練なピクシスが絶句した仮説の内容はググってね買ってね!


ここで革命について疑問が生じたピクシス。
王政が「巨人の力」について詳しいなら、エレンの件、抵抗するのはうーんどうじゃろ?
エルヴィン「王政からすれば・・・死んでも構わない人間の」
 「数が多すぎる」
 「王政にエレンを託してはなりません」
王政ゴミすぎ笑えない


自分語りから革命の件に話が戻ったところで、そろそろ詳細を聞こうか・・・・・・
というところで、調査兵団のニファが伝令。
エルヴィン「ピクシス司令」
 「人を殺さないとは申しましたが」
 「血は多少流れます」
ドン☆マイ!


話は『数時間前――』
リーブス商会の協力で、中央憲兵のサネスを捕らえたリヴァイたちは・・・・・・
サネス何も聞かずに爪を剥がす奴があるか!!
ハンジ「黙ってろ!!」
 「全部剥がしてからが本番だ!」
 「あ!」
うわああああ((;゜д゜))あああああ


アルミン「僕らはもう良い人じゃないよ」
手段を選んじゃいられないんだ・・・・・・


サネス「このせめぇ壁の中で・・・なぜ・・・今まで戦争が起きなかったかわかるか?」
 「お前らが・・・当たり前のように享受しているこの・・・平和は・・・誰が築き上げていたのか知ってたか?」
「王の威光」なんていうキレイゴトだけじゃね・・・・・・。


ようやっと質問、いや尋問開始。
聞きたいことは『レイス家』って何なの?ってところなんだけど、
爪を剥がれ、鼻の骨を折られても・・・・・・
サネス「俺を嬲り殺しにしてくれ・・・」
 「それが・・・俺の」
 「血に染まった・・・」
 「人生のすべてだ」
・・・・・・(´・ω・)


流石のリヴァイたちもちょっと休憩。
1人残されたサネスは、自らの信念に殉ずる覚悟を決め・・・・・・
同僚のラルフまで、リヴァイたちに捕まってしまっている―!
リヴァイ「爪1枚で全部喋りやがって・・・」
えっ


ラルフ「さっさと死んじまえばいいんだよ」
 「王だの平和だの暑苦しくて俺らは迷惑してんだ」
・・・・・・



そして今、エルヴィンたちに場面は戻る。
エルヴィン「殺し合わずに王の首をすげ替えることは可能です」
 「ヒストリア・レイスを女王に即位させれば・・・」
なんだってー!?





第56話 役者

ハンジざまあみろ!!
 ばーーーーーーか!!
m9(^Д^)プギャーwwwwwwざまぁwwwwww


サネス「・・・順番だ」
サネス「がんばれよ・・・」
 「ハンジ・・・」
・・・・・・(´・ω・)


さて、リヴァイ班集合せよ!
今回の作戦を説明するぞー!
アルミン「ヒストリアを女王に即位させると聞こえましたが・・・」
 「それがこの革命の主目的ということでしょうか?」
リヴァイ「その通りだ」
わかりやすいね!楽勝!


ヒストリア無理です
 ・・・・・・・・・できません
いくらなんでもね、ちょっと考える時間をね、頂けないかと


リヴァイ時間がねぇから今すぐ決めろ!!
ヒストリアやります!!
女は度胸サ☆


リーブス商会の協力で、早速作戦開始。
エレンとヒストリアを捕まえたように見せかけて、中央に乗り込むつもりらしい。
フレーゲル「何であんなチビの言うこと聞くんだよ」
 「こんな小さな女の子に暴力振るうようなクズだぜ?」
ディモ会長の息子・フレーゲルは、先程のやりとりが面白くない模様。


ディモ「いいかフレーゲル」
 「お前にもいつかわかるといいが」
 「商人ってのは人を見る目が肝心だ」
流石に商会という組織を率いる男は言うことが違う。
カワイイ娘の前でカッコつけたいお年頃のフレーゲルには、まだわかるまいて・・・・・・。

会長はついでにヒストリアにも一言。
ディモ「あんたの上司は恐ろしい男だが・・・」
 「まぁ・・・悪い奴じゃねぇよ」
 「そんで女王になったら奴をぶん殴ってやってこう言いな」
 「「殴り返してみろ」ってな」
これが2巻のアレと同一人物だって?
どこかの泉に投げ込まれたんじゃないの?
あなたが投げ込んだのはキレイな会長ですかそれともクズな会長で


さて、どうやら中央憲兵が到着したようですぞ!
????俺を覚えているか?

 クリスタ・レンズ
このおっさんは、クリスタ・・・・・・ヒストリアの回想の・・・・・・!


おっさんは会長を呼び出して楽しいお喋り。
????「ところでリーブス」
 「リヴァイ・アッカーマンって男を知ってるか?」
「人類最強」を知らない人間はいないですお?
・・・・・・ミカサと姓が同じなんだねー。親戚?


????「リヴァイには色々教えてやったもんだ」
ディモ「え?」
????「あのチビは俺の誇りだよ」

ディモ「?」
????「だがこうなったのは・・・」
 「俺の責任だよなぁ・・・」
・・・・・・え?


おっさんは部下からこう呼ばれる・・・・・・『アッカーマン隊長』。
アッカーマン「リーブス・・・かわいそうに」
 「調査兵団に殺されちまったな」
部下「はい かわいそうですよね」
そ、そうですね、かわいそうですね。
ボクはなにもみてま



アッカーマンようやく俺ら対人制圧部隊の本領が発揮されるな
策は読まれていた・・・・・・!





第57話 切り裂きケニー

ハンジだとすればエレンは器であって
 交換可能な存在なんだ
ライナーとベルトルトに捕まった時の2人の会話を思い出したエレン。
その話を聞いたハンジが辿り着いたのは、今回の作戦の根底を揺るがす仮説。

この緊急事態に、ハンジはエルヴィンのところまで大急ぎでやってきたのです・・・・・・が。
兵士中央第一憲兵が団長に出頭を命じています
 「組織殺人の容疑だと騒いでます・・・
 「それも街の真ん中で・・・
なん・・・・・・だと・・・・・・?


『表の顔を通す』と出頭するつもりのエルヴィン。
エルヴィン「次の調査兵団団長はハンジ・ゾエ
 お前だ
お、おいちょっと待てよ!


エルヴィンが連れてこられた先には・・・・・・
仕組まれた容疑、その筋書きを信じ切っている街の人々。
その中で1人、エルヴィンは―
エルヴィンこの無念・・・
 私が必ず
博奕はどう転ぶか。


行動開始したハンジは、あの場から奇跡的に逃げ延びたフレーゲルを発見!
フレーゲル「もう俺の居場所はどこにもない・・・このまま家族には死んだことにしておいて この狭ぇ壁の中を逃げ回るしか・・・俺の人生は・・・クソ!!」
人生\(^o^)/

煽って協力させようとするも、フレーゲルは完全に戦意喪失。
それでもハンジは、フレーゲルを強制的に立ち上がらせる。
フレーゲル「もうあんた達は負けたんだ!!」
 「敗者なんだよ!!」
ハンジ「何言ってんの?
 「調査兵団は未だ負けたことしかないんだよ?
あ、トロスト区の件は「駐屯兵団の勝利」であって、調査兵団は後始末しただけだもんな。
「調査兵団の勝利」って無いんだ・・・・・・。


街には調査兵団・・・・・・リヴァイその他を捕らえるべく号外が。
ジャン「こんなのが配られてたぞ」
アルミン「・・・これで調査兵団は解散状態だな・・・」
エレンとヒストリアを奪われたリヴァイ班は、
リヴァイの読みで2人を連れた敵を発見。現在追跡中。

まだ詰みではないと自分の考えを話すアルミン。
しかし、アルミンとミカサ以外の104期の3人は・・・・・・
ジャン「・・・とにかく俺は・・・こんな暴力組織に入ったつもりはねぇ
 「あん時俺は・・・
 人類を救うためにこの身を捧げたんだ
・・・・・・だって15歳だもの。
大局を見てとか大義のためとかで、簡単に『人殺し』を割り切れないよ。
これはそこまで考えられるアルミンとか、エレン至上主義のミカサが特殊な例。



ニファ「・・・もう少しで見失うところでしたね」
 「でも兵長がこの街を通ると踏んで先回りしたおかげで・・・」
リヴァイとニファ、それから他に2人の部下が標的を監視中・・・・・・

リヴァイ「・・・・・・」
 「それが何か妙だ・・・」
 「今までの第一憲兵の手際とは違うようだ」
(´・∀・`)ヘー?
曰く『思考が俺と被る』だってさ。

リヴァイ「俺・・・と言うより」
 「ヤツか・・・」
ニファ「ヤツとは?」
リヴァイ「「切り裂きケニー」を知ってるか?」
『憲兵が100人以上も喉を裂かれた』んですって!
オソロシイ『都市伝説』ダナー


リヴァイ「ガキの頃ヤツと暮らした時期がある」
ニファ「えぇ!?どうしたんですか急に・・・」
 「兵長ったらこんな時に冗談言うなんて・・・」
冗談なんて言わないタイプだもんねリヴァイ。
動揺してるニファ、カワイイ!
新たなヒロインの座はキミのモノな予感!


リヴァイニファ――


えっ








あ・・・・・・え?


リヴァイの前に現れたのは・・・・・・!
アッカーマンよぉリヴァイ
 大きくなったな
アッカーマン隊長!お、おつかれさまでーす!
ボクはなにもみてな


アッカーマン「お前もあんまり変わってねぇな!?」
リヴァイケニー!!
アッカーマン隊長=切り裂きケニー=ケニー・アッカーマン

リヴァイ対ケニー、ファイッ!





第58話 銃声

リヴァイ よりによって・・・
 なぜヤツが憲兵に
「人類最強」が退避優先・・・・・・!?
しかも退避した先にはケニーと同じ武器を装備した他の憲兵が・・・・・・!


危ういところを回避して、どうにか酒場に逃げ込むリヴァイ。
ケニー「懐かしいな」
 「ちょっと面を見せろよ」
リヴァイ「ふざけんじゃねぇてめぇさっきから」
 「俺の顔に散弾ぶっ放して来てんじゃねぇか」
ケニー「まぁな」
 「今日はお前の脳みその色を見に来たんだ」
おいマジふざけんなよ((;゜д゜))


しかしここから「人類最強」のターン!
『袋のネズミ』の状況から見事反撃・・・・・・!
でも多勢に無勢、逃げ切れるか否か。
ケニー「どチビなりに成長してたらしい」
 「こりゃ簡単じゃねぇぞ」
部下「よかったですね」
ケニー「あぁ?いいわけねぇだろ」
 「俺の夢が遠退いちまうだろうが」
見逃す気、無し。
かつての「憲兵殺し」が憲兵になってでも成し遂げたい『夢』とは・・・・・・?


銃声を聞いたアルミンたちは『言われた通りの作戦』で行動開始。
緊急事態も想定していたとは流石「人類最強」。
しかし、敵の装備までは想定出来ていなかったのです・・・・・・
サシャ「銃声が近付いて来ています!」
ジャン「銃声が近付く?」
 「銃を撃ちながら立体機動で追えるわけはねぇだろ」
・・・・・・撃てないなんてことは無いと思うけどなぁ?
照準はそりゃ難しいだろうだけどさ。
なお『追えるわけはねぇ』という認識は2ページ後に覆された模様。


繰り広げられるは殺し合い。
リヴァイ「一旦エレンとヒストリアを諦める」
104期のメンバー「・・・!!」
リヴァイ「奴らは二人をエサに残存する調査兵を全員この場で殺すのが目的だ」
すでに3人犠牲が・・・・・・
ただでさえ人員が不足しているところなのに、痛すぎる犠牲。


アルミンは馬車、サシャとコニーは他の馬、ジャンは荷台から射撃、
そしてミカサとリヴァイは・・・・・・
リヴァイ「敵を殺せる時は殺せ」
 「わかったか?」

ミカサ「了解
「人間」対「人間」・・・・・・!


ジャン「何でこんなことに・・・!」
アルミン「ジャン・・・!?」
リヴァイ「ッ!!」
 「クソッ!!」
 「回り込まれる!!」
最強のツートップとはいえ、敵が多すぎる・・・・・・!

危うくアルミンが撃たれるところを、ミカサがどうにか阻止。
荷台に墜ちた敵にジャンの銃口が向けられ・・・・・・
ジャン動くな!!
アルミン「ジャン!?」


ジャン「動くなっつってんだろ!!
( ゜ω゜ )お断りします


ジャン「うぉ!?」

 「あぁ・・・」
ミカサジャン!!




銃声が、響いた。




一方、エレンとヒストリアは棺の旅の終着点に到着。
ロッド「ヒストリア」
 「今まですまなかった」


おい、おっさん、ぶちころすぞ(´・ω・`)
で、14巻終了。




樋口さんのことを思うと起きられることに気づいた。
やっぱり、俺、天才かもしれんウヒヒ( ^ิ౪^ิ )