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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

進撃の巨人16 諫山創 2015年4月9日 講談社

2016-02-15 07:05:27 | 進撃の巨人
央憲兵により汚名を着せられた調査兵団だったが、
全兵団の協力を得て王政打倒に成功する。
残すは真の王家としてヒストリアを女王に即位させるのみ。
リヴァイらは、さらわれたヒストリアとエレンの居場所をつかむが・・・・・・。
裏表紙より。
『真の王家』、その秘密の一端が明かされる16巻!




第63話 鎖

ロッド「ここで彼に触れたことをきっかけに」
 「お前の記憶の蓋も開いたらしい」
ヒストリアが思い出したのは、幼い頃親切にしてくれた女性フリーダのこと。
フリーダはロッドの娘で、『記憶を消す』・・・・・・え?なんだって?

親切なお姉さんを思い出したヒストリアは、『会ってお礼が言いたいの』。
ねぇねぇおっさん、黒髪美人のフリーダはどこにいるのん?
ロッド「私には5人の子供がいた・・・」
 「しかし・・・妻も・・・フリーダを含む子供達も全員」
 「5年前ここで」
 「彼の父親グリシャ・イェーガーに殺されたのだ」
えっ



ロッド「フリーダの巨人はすべての巨人の頂点に立つ存在・・・いわば」
 「無敵の力を持つ巨人だった・・・」
 「だが・・・しかし」
えぇぇぇ((;゜д゜))ぇぇぇ!!
レイス家もグリシャもとんでもねぇな!


ここでロッドの楽しいお話は中断して場面転換。
ザックレー「・・・美しい」
 「これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう」
ふーむ、いい仕事してま・・・・・・ねーよ((;゜д゜))


ピクシス「まずいのうエルヴィン・・・」
 「王政幹部は皆 同じことを吐きおったぞ」
 「お主と父君の仮説通りじゃ」
衝撃の仮説はググってね買ってね!

とにかくエレンを確保しないことには革命成功と言えない状況。
ピクシス「いつか人は争いをやめるとか誰かが歌っておったが・・・」
 「それは いつじゃ?」
さすがのピクシスもお疲れ気味。

エルヴィンの回答は・・・・・・
エルヴィン「人類が一人以下まで減れば」
 「人同士の争いは不可能になります」
あったまイイ!て、おい。


エレンとヒストリア奪還に最も近づいているのは、我らがリヴァイ班!
リヴァイ「切り裂きケニーだ」
 「奴がいればそれが一番の障害になる」
 「脅威の度合いで言えば・・・敵に俺がいると思え」
 「イヤ・・・」
 「あの武器がある分俺よりも厄介だ」
無理ゲー\(^o^)/
身体能力でリヴァイと同等。つくづく勿体ないよなぁ・・・・・・。


リヴァイ「ケニー・「アッカーマン」って名前らしいが・・・」
 「お前の親戚だったりしてな」
ミカサ「・・・・・・」
それな。


ミカサ「生前の両親の話では・・・」
 「父の姓・アッカーマン家は都市部で迫害を受けていたと聞きました」
リヴァイ、ハンジ「・・・!」
ミカサ「東洋人である母の一族は人種の違いからか街に居場所を失い」
 「お互い壁の端の山奥に追い詰められた者同士が出会って夫婦となったのです」
(´・∀・`)ヘー
でも父親の方に『人種的な差異』は感じられず。
『アッカーマン家』には何かしら秘密がある模様。


リヴァイ「お前・・・」
 「ある時 突然力に目覚めたような感覚を経験したことがあるか」
ミカサ「・・・・・・!」


 「・・・あります」
『アッカーマン家』には何かしら秘密がある模様。(2回目)



場面はエレンたちに戻ってー
ロッド「いいか?ヒストリア
 「おかしな話に聞こえるだろうが
 「フリーダは まだ死んでいないんだ
さっき「グリシャに殺された」って言ったやんけ。バカか。


 


第64話 歓迎会

アルミン「準備整いました!」
リヴァイ「そうか・・・」
 「それでお前ら・・・」
 「手を汚す覚悟の方はどうだ?」






 「・・・良さそうだな」
パーティーの時間だ・・・・・・!



ケニーの部下(女)「ならば最後まで信じてみよう」
 「ここで敵を足止めして時間を稼げば」
 「すべては報われると」
 この世界を盤上ごとひっくり返すっていう
 ケニーの夢を
対リヴァイ班を控えての演説。
・・・・・・まだ名無しなのね(´・ω・)


そして謎の地下空間にて、リヴァイ班対対人制圧部隊、ファイッ!
回想アルミン「対人立体機動装置の弱点の一つは」
 「アンカー射出機と散弾の射線が同じ方向を向いていることにある」
これ、なんでわざわざ仕様変えたの・・・・・・?
普通の、腰に付けるタイプなら移動中も両腕フリーじゃん。
あ、弾の装填の都合か・・・・・・うーん、「実戦知らずの産物」感がする。


戦闘は「もう1つの弱点」も突いたリヴァイ班が優勢。
7対35なのに
対人制圧部隊(=憲兵)だって訓練兵団では上位10名だったはずだけど・・・・・・
やっぱり実戦経験の差か。


制圧部隊兵士このバケモン――
制圧部隊兵士ー!
7人とはいえ『バケモン』が2人もいればな・・・・・・ナムナム。

対人制圧部隊は全滅かな・・・・・・?
ハンジ「あ」
彼女はデキる女だと思ってたよ、名無しだけど。


ジャン「ハ――
 ハンジさん!!
キャーハンジさんがやられてしまったワー。
・・・・・・ハンジの「でも大丈夫なんでしょう?」感は異常。
やはり変態枠は強し



ロッド「この洞窟は今から約100年前」
 「ある巨人の力によって造られた」
明かされる100年前からの歴史、そしてレイス家の秘密。


ロッド 一人の人間に「力」と「記憶」を掌握させることによってこの世界の生き字引とし
 その者に人類の行く末を委ねるのだ
 この世界の謎を世に広めるのも自由
 誰にも口外しないのも自由
 だが・・・・・・
 世に広めた者は誰一人としていない
 この壁の世界を創りし初代王の思想を継承した証拠だ・・・
要するに、肝心な点はロッドも知らない
期待させやがってksg。

100年受け継がれてきた力があれば、
『この世の巨人を駆逐すること』もできる・・・・・・かもしれない。
でも・・・・・・
ロッド「この力はレイス王家の血を引く者でないと
 真の力が発揮されない
 「彼がその器であり続ける限り
 「この地獄は続くのだ
・・・・・・ほう?


そんな大事なお知らせを盗み聞きしていたのは・・・・・・
ケニー「じ・・・じゃあ
 「俺が巨人になってエレンを食っても意味無いのかよ・・・
ケニーの『夢』とは・・・・・・?





第65話 夢と呪い

過去ケニー「一体どうなってる」
 「かつてのアッカーマン家は王側近の武家だったそうじゃねぇか・・・」
 「それがなぜだ・・・」
それが迫害を受け続け今や『一族根絶やし寸前』。
死にかけの祖父にその理由を聞かされた若き日のケニーは・・・・・・

過去ケニー俺は信じるぜその物語を・・・
 「その方が
 おもしろい
ケニー「って・・・」
 「思ったんだがな・・・」
ケニーは『アッカーマン家』であって、『レイス王家』ではない・・・・・・(´・ω・)


ロッド「人類は きっと・・・あるべき道を進む」
 「お前は自由だ・・・」
 「他の生き甲斐を探して長生きしろ」
夢断たれた男に『長生きしろ』か。
きみはじつにばかだな。


ケニー「巨人になればいい」
 「もう邪魔しねぇよ」
 「ただし
 「よーいどんでだ
ケニーはエレンの猿轡を外し、額に切り傷を付ける。
やったねエレン!巨人化できるよ!


ケニー「寿命が尽きるまで息してろって?」
 「それが生きていると言えるのか?」
さぁ盛りあがって参りました!

ロッドは慌ててヒストリアに『強力な巨人になれる』お注射を渡す。
巨人化エレン対巨人化ヒストリアか・・・・・・!?
ヒストリア「・・・エレン」
 「何で巨人化しないの!?」
あれっ!?
チャンスだぞエレン!
巨人化しちゃえば鎖の拘束なんて屁のカッパやで!


エレン「・・・いらなかったんだよ・・・」



エレン「オレは」
 「いらなかったんだ」
エレン・・・・・・(´;ω;`)ブワッ


ヒストリアエレン・・・
 あの時は・・・
 私のこと普通のヤツだって言ってくれて
 「うれしかったよ


ヒストリアはお注射を腕に当てて・・・・・・


地下洞窟を進むリヴァイ班は、例の閃光を目撃。
ジャン「巨人・・・」
ミカサ「・・・エレン」

エレンとヒストリアの運命は・・・・・・





第66話 願い

ヒストリアお父さん・・・
 どうして姉さんは・・・
 戦わなかったの?
お注射は痛いから話題をそらす作戦だね!


ロッド「この壁の世界を創った初代レイスの王は」
 「人類が巨人に支配される世界を望んだのだ」
そっかーだからフリーダや今までの継承者は、
『すべての巨人を支配する力』を持ちながら巨人を放置したんだね☆


ロッド神だ
 「我々はそれを
 神と呼ぶ
そっかー『神』かー


ヒストリア 神を宿す・・・
 それが私の使命・・・
今こそ、ヒストリアは、この世界の『神』とな・・・・・・



回想ユミルお前・・・
 「胸張って生きろよ




ヒストリア何が神だ!!
 都合のいい逃げ道作って都合よく人を扇動して!!
 「もう!これ以上・・・」
 「私を殺してたまるか!!」
そぉい!!


ここからヒストリアのターン!
エレン「早くオレを食ってくれ!!」
 「もう辛いんだよ生きてたって!!」
ヒストリア「うるさいバカ!!」
 「泣き虫!!」
 「黙れ!!」
悲劇のヒーロー気取んな馬鹿!

ヒストリア「エレンをここから逃がす! そんで」
 「全部ぶっ壊してやる!!」
ヒャハハハハハハ!!!!

ロッド・レイスざまぁwwwwwwm9(^Д^)プギャーwwwwww
ロッド「父さん・・・」
 「ウーリ・・・」
 「フリーダ・・・」
 「待ってて・・・」
 「僕が今・・・」

つまりリヴァイ班が見た閃光は・・・・・・という訳であります。



ヒストリア「私は人類の敵だけど・・・」
 「エレンの味方」

 「いい子にもなれないし」
 「神様にもなりたくない」
 「でも・・・」
 「自分なんかいらないなんて言って」
 「泣いてる人がいたら・・・」


 「そんなことないよ って」
 「伝えに行きたい」
 「それが誰だって!」
 「どこにいたって!」
 「私が必ず助けに行く!!」
うぇーんうぇーん・・・・・・ヒストリアまだー?

ユミルはこんなような状況を「受け入れた」ってことなのかなぁ?


エレンの拘束を外していたヒストリア。
しかし巨人化の爆風でぶっとばされ・・・・・・
ミカサ「無事?」
ヒストリア「ミカサ!?」
リヴァイ班到着!


エレンの拘束は全部外したけど・・・・・・
リヴァイ「・・・なんだこのクソな状況は
 超大型の巨人ってのよりデケェようだが・・・
超大型巨人は「50mの壁から頭が出る」くらい。
それ以上ってーと・・・・・・まさかの100m級か?


崩壊していく地下空間。
エレン みんな死ぬ・・・・・・!!
エレン「~~ッ」
 「ごめん みんな・・・」
リヴァイ班\(^o^)/


ジャン「何だ? 悲劇の英雄気分か?」
 「てめぇ一回だって自分の力一つで何とかできたことあったかよ?」
コニー「弱気だな・・・」
 「初めてってわけじゃねぇだろ こんなの」
サシャ「別に慣れたかぁねぇんですけどね!」
攫われてばっかりのエレンより、よっぽど修羅場をくぐっている面々。


リヴァイ「毎度お前にばかり・・・すまなく思うが」
 「エレン」
 「好きな方を選べ」


エレンは選びました。


エレンうああああああ
 ごめんなさい・・・
 最後に一度だけ・・・
 許してほしい

 自分を信じることを
エレンの力が皆を救うことを信じて・・・・・・!!
「進撃の巨人」16巻、完!
諫山先生の次回作に「進撃の巨人」17巻にご期待下さい!