今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

テイルズ オブ ジ アビス 3 ~さまよう焔と割れる世界~ 結城聖 2006年6月30日 集英社

2016-02-06 06:43:46 | テイルズ
匠であるヴァンの計画に操られ、アクゼリュスを崩落させてしまったルーク。オリジナルであるアッシュの身体を通して自分自身を見つめ直したルークは、失った信頼を取り戻すため、自分を変える決意をする。だが街の崩落をきっかけに、キムラスカはマルクトとの開戦準備を開始した。ルークたちは戦争を止めるため、そしてさらなる街の崩落から人々を救うために奔走する。シリーズ第3巻。
裏表紙より。
うむ、全部書いてあるな!終了!



『ユリアロード』を通って外殻に戻ってきたルークを待っていたのは・・・・・・
「・・・・・・別に、おまえが俺のご主人様だから、仲良くしてたわけじゃないぜ」
ガイ・・・・・・(´;ω;`)ブワッ
ガイ・セシルのガイは「ナイスガイ」のガイ。


これから何をどうするか、というところでジェイド登場。
他のメンバーでダアトへ行ったら、イオンとナタリアがオラクルに捕まってしまったのです!
2人の存在は戦争を止める鍵、というかナタリアの不在は開戦の理由になり得る――
ルークたちはアニスとも合流して2人を救うために行動開始!

「大丈夫。預言どおり生きていれば、お金なんて要らないのよ」
「あはははは。パパは大丈夫だよ。毎日預言どおりに生きているから、いいことだらけさ」
TOA、いやテイルズシリーズの中で最もゴミな両親キタくたばれ


ルークたちはオラクル本部へ潜入。
途中、ヴァンと連絡が取れないとプリプリしているモースをやり過ごす。
「ようやく預言どおりに戦争が起こせそうなのだぞ! こんな大事なときに、あやつは何をしているか!」
「戦争で大勢死んじまえウヒヒ」ってタイプじゃなくて、
「やれやれ、これで預言は守られるわい」って感じ。
「預言を守れるか」が大事で、戦争の結果どうなるって部分はどうでもよさそう。


「オールドラントのほとんどの人々は、預言を守って生活することを美徳と考えています。それを踏まえるとモースの考えや行動も悪とは言えないですね。彼は誰よりも敬虔なローレライ教徒なのでしょう」
それこそ『預言どおり』になるなら自分の死すら受け入れそうな・・・・・・ね。
死に関わるような預言は秘匿されるとはいえ、
『預言どおり』に暮らして不利益を被ることだってあると思うんだけど、
『ほとんどの人々』は預言に疑問を持ってないんだよなぁ・・・・・・。
それに「右に行けって言われたけど左が気になって行ってみたら500円拾った」
程度のことくらいありそうなもんだけど。
生まれた時からの刷り込みは、そんな簡単なものじゃないということかね。


「・・・・・・死体を隠しましょう」
 ティアの言葉に皆、頷き、ルークも動かぬ兵の腕を取った。この男に、親や家族がいることを必死に考えないようにしながら。
「戦争を止める」という大義の下、侵入者を見咎めた兵士を殺す。
・・・・・・実質やってることがモースと変わらない件。
ここでの兵士殺しを『仕方ない』で片づけるなら、
戦争だって「世界の繁栄のためだから仕方ない」ってことにならないか?


ともかくイオンとナタリアを救出し、ダアトを脱出したルークたち。
キムラスカ側はモースとべったりで話を聞きそうにないので、
マルクトのピオニー皇帝を頼ることに。
しかし開戦が迫った今、首都グランコクマに戦艦タルタロスで近づくのは危険。
マルクト領のローテルロー橋でタルタロスを降りて後は徒歩、のはずが・・・・・・
「何とかたどり着けたか・・・・・・」
 タルタロスの甲板の縁に立ってそう呟いたガイの息は、霧のように真っ白だった。
タルタロス、故障。
修理のため、銀世界の街ケテルブルクに立ち寄らざるをえなくなるの巻。

どうやらジェイド、そしてディストもここの出身らしい。
「マジか?」
「はい。ケテルブルクは、二人の天才を輩出したんです。譜業のネイス博士と、譜術のバルフォア博士」
ネイス博士→ディスト
バルフォア博士→ジェイド


「・・・・・・え!」ティアが目を瞠る。「そのトクナガ・・・・・・彼が・・・・・・?」
「ええ。ディストは、あれで寂しがりなんです。食堂の片隅で一人ぼっちで食事をしているのを、アニスが不憫に思って声をかけてあげたんでしたね」
幹部なのに食堂で飯食ってんのかwww
特に研究者なんて自分の部屋で、
それも食ってんだかどうだかな食生活なキャラが多いけど、流石は薔薇のディスト様!


「・・・・・・う、うん。そしたらトクナガを作ってくれたの。悪い奴じゃないんだけど・・・・・・いい奴でもないんだよねぇ。二言目には大佐の話しかしないし」
 ジェイドは笑顔になった。
「虫唾が走りますね」
またまたー照れちゃってコイツー☆「切り刻め、タービュランス!


知事の家に向かう道中、ガイがケテルブルクについて解説。
この街は『もともと貴族の別荘地』らしいよ。
「ギャンブルって、金を増やすんじゃないのか?」
「おいおい貴族のカジノだぜ? 金なんか、元から余るくらい持ってるだろうが。金じゃ買えないレアなアイテムがあるから、人が集まるのさ」
『余るくらい』の金で、景品の交換に必要な枚数チップを買えばいいんじゃね?
※金策して買って済ませるタイプ


ケテルブルクの知事はジェイドの妹ネフリー。
そんな訳で堅苦しくならずにサクっと事情を説明。
「・・・・・・なんだか途方もない話だけれど、無事で何よりだわ。修理の件もわかりました。多分、二日もあれば終わると思うけど、マルクトに着いて、補給が済みしだい、ピオニー様にお会いしてね。とても心配しておられたわ」
「おや、私は死んだと思われているのでは?」
「ピオニー様だけは、お兄さんが生きていると信じていらっしゃるわ」
 と言って、ネフリーは初めて、ルークたちをまともに見た。その顔には微笑が浮かんではいたが、それが儀礼的なものだということは、ルークにもわかった。
『ピオニー様だけは』・・・・・・あっ(察し)


そんじゃ後はホテルで休みますか・・・・・・
「あ。俺、ネフリーさんとこに忘れ物した」
 と、自分でもどうしようもない大根役者だ、と思いながら言った。
・・・・・・ルークだけ内緒でネフリーに呼び出されていたのであります。


「そうですね。杞憂かもしれない。それでも私は、あなたが兄の抑止力になってくれたら、と思っているんです」
ネフリーが語ったジェイドの過去。
ジェイドにとってTOAの本編は、「封印した過去の過ち」と対峙する物語。


『大根役者』なので、内緒の話はあっさりジェイドにバレる。
「やっちゃいけないこと、やっちまったこと、その言い訳を誰かが教えてくれるわけじゃないし、言い訳を探しちゃ駄目・・・・・・なんだよな」
「そうですね。過ちを隠すための言い訳などに力を入れてしまうと、人はどんどんそちらに流れてしまう。一番簡単で一番難しいことですが、受け入れなければならないことをきちんと受け入れなければ」
疲れてるから・・・・・・!
目覚ましが・・・・・・止まってたから・・・・・・!


タルタロスの修理を終え、改めてグランコクマを目指すルークたち。
開戦前にピオニー陛下のところへ辿り着くことができるでしょうか・・・・・・?
そんな感じで1回目おしまい。





タイマー付きのデスクライトを買おう!
・・・・・・某電気屋の宣伝文句はどうかと思うんだよね。
いつも余計な言葉を足してしまう。

「新製品が安いのは当たり前!」
「他店を見てきてください!」
もっと安いです!