ぼくのほんだな

フワフワした僕が本を中心にスキな話題だけを勝手気ままにお届けします。

ぼくのほんだな 90・・「ふしぎなえ」安野光雅とM.C.エッシャーのふしぎなえ

2008年12月26日 | えほん・よみもの
不思議なものは みんなも好きだよね. ぼくもすき.不思議なことを絵にした本をみるのは おやつよりも 寝ることよりも好き!じゃないけど 同じくらい大好き!みてたら なにか頭の中がシェイクされて たのしいよね.不思議だね.でも こんなことに 一生懸命になるほうが もっと不思議だよね.

 表紙



「ふしぎなえ」(こどものとも傑作集) 安野 光雅 1971 ¥780(税込) 福音館書店

こちらは本格派でございます.

 函

 カバー  


「滝」リトグラフ 1961/「バルコニー」リトグラフ 1964

「M.C.エッシャー―数学的魔術の世界」 岩成 達也/訳 杉浦康平+海保透/日本語版デザイン 1976 (定価3,900円) 河出書房新社


「婚姻のきずな」 リトグラフ 1956

そしてこれは エッシャーの「婚姻のきずな」を表紙に使ったすばらしい不思議な名著です.



このような本の出現こそ とってもフ・シ・ギ!

「夢の宇宙誌―コスモグラフィア ファンタスティカ」(美術選書) 澁澤龍彦 1964 (¥580) 美術出版社
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ぼくのほんだな 89・・「一角獣」のタピストリー とギュスターヴ・モロー、 宇野亜喜良

2008年12月14日 | 美術・工芸
一角獣は摩訶不思議な存在です。古くから 多くの芸術家にインスピレーションを与え 数々の名品を生み出させています。 ぼくは 芸術家でないので その魅力を作品にすることは出来ないんだけど 感じとることは出来るんだよ。このタペストリーのすばらしさはどうだ!もう ウットリするしかないではないかいな!!優美とは まさに このことか?! ゴックン・・・。 ・・・・・・。・・・・・・・・・・・・。



一角獣を描いたタペストリー (1495年~1505年頃)



「聴覚」/「視覚」/「我が唯一の望みに」



「触覚」/「味覚」/「嗅覚」

「貴婦人と一角獣」 タペストリー パリ・クリュニー美術館蔵



 *宇野亜喜良も遊んでいます。
「デザイン」1965年4月号表紙・宇野亜喜良 (¥400) 美術出版社

ギュスターヴ・モローも気に入ったようです。この作品は別格ですね。


「一角獣 」 1885年頃 油彩 115cmx90cm ギュスターヴ・モロー美術館

ギュスターヴ・モローについての本はたくさんあり過ぎます。で、1冊だけ。

 外函

 カバー

「ギュスターヴ・モロー その芸術と生涯」 ピエール=ルイ・マチュー 高階秀爾・隠岐由紀子/訳 1980 (定価28,000円) 三省堂
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ぼくのほんだな88・・武井武雄 「にしきのむら」と「百三十九冊の不思議な本」

2008年12月04日 | えほん・よみもの
武井武雄の創りだす世界は どこか懐かしさを感じさせます。 そして たいへん個性的で というか   くせがありますもんですから ぼくなんかは中国に材をとったもののほうが より幻想的なお味が増して なんともいえず 好きです。

   表紙
    見返し


本文

「にしきのむら」(キンダーおはなしえほん傑作選) 山本和夫/文 武井武雄/絵 1978 定価700円 フレーベル館 


また 武井武雄は豆本の世界でも とびっきりの名人であります。この本は武井武雄が創った豆本ばっかりを蒐めています。著者は高校の校長先生だったそうです。

 箱

 表紙

 扉

「百三十九冊の不思議な本」 斉藤正一 1984 定価4,900円 文化出版局
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