ぼくのほんだな

フワフワしたノリやすい僕が本を中心にスキな話題だけを勝手気ままにお届けします。

ぼくのほんだな 188・・「あの季(とき)この季(とき)」 岸田今日子

2013年07月26日 | ほんだな
暑すぎて倒れそうなときは、やっぱりソーダに限ります。ガリガリ君もいいし、シトロンソーダならもっといい。ソッとかき混ぜるとシュワシュワ~って出てくるあの泡で気分がス~~とする。 コップの中もあたまの中もシュワシュワがいっぱい!暑さを追い出してくれます。 それから、気もちをシャッキリ感に浸してくれる本があればいい。

半分倒れてる僕が今、なに読んでるか、聞く? 返事はいらない。 この本もソーダみたいな味がする。



「あの季(とき)この季(とき)」 岸田今日子 和田誠/装丁 矢吹申彦/篆刻 1998 1,400円 朝日新聞社



「あの季この季」 (知恵の森文庫) 岸田今日子 2002 457円 光文社

あの岸田今日子の俳句とそれにまつわるエッセイ集です。

風通しのいい文章が素敵だ。 その心地いい流れに合わせて、 クスッ、ホロッ、ドキッ、ウフッ、キュン、ゾクッ、ワオッ、フムフム、なんて自作の俳句が ピタッ。

たとえば

石段を雲まで登る素足だから

梅林を抜けて迷子になってみる

火の気なき炬燵の上の置手紙

まだまだあるある!ダメだ、とまらない! でも止めます。 貴方に見つけてほしいから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする