ぼくのほんだな

フワフワしたノリやすい僕が本を中心にスキな話題だけを勝手気ままにお届けします。

ぼくのほんだな 100・・「迷宮としての世界」グスタフ・ルネ・ホッケとモンス・デジデリオ

2009年03月09日 | 美術・工芸
だれでもいちどはお城にすんでみたいと夢みたことがあるでしょう?そう、ノイシュヴァンシュタイン城のようなね.でもなかには広すぎてちょっと・・っておっしゃる方もおられるでしょう.


ノイシュヴァンシュタイン城

そんな方には 下のような物件をお勧めします.


「スザンナと長老たち(アルミーダの園)」」モンス・デジデリオ

クリームで作ったオルゴールのような こじんまりとしたこんな館はいかがでしょう?
噴水も優雅で安らぎを与えてくれますし あたりは大変閑静な環境で申し分のない物件かと存じます.なんだって?小さいのはいいけれど 甘すぎるし すぐに退屈しそうだって?
いえいえ どうして この館にはスパイスの効いた謎がい~っぱい隠されていて飽きません.ほら左下隅の二人はなんだと思います?あやしいですね。それはこの本を読めば解る、かな?

 
函/表紙

「迷宮としての世界―マニエリスム美術」 グスタフ・ルネ・ホッケ 種村季弘・矢川澄子 1966 美術出版社

この表紙の絵 (「スザンナと長老たち(アルミーダの園)」)を描いたのがモンス・デジデリオ.

謎多き画家です.その分 引き込まれてしまいますね. 凄いですね.怖いですね!もっと見てみたいですね!

そうですか。じゃあ、もっと見ましょ!

表紙

「モンス・デジデリオ画集」(ピナコテーカ・トレヴィル・シリーズ) 谷川渥/解説・監修 竹智淳/ブック・デザイン 1995 定価3,605円 トレヴィル



大迫力!

  

「Francois De Nome」 ペーパーバック 1992 Menil Collection



「MONSU DESIDERIO」 Pierre Seghers Robert laffont
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