この訳詩集「月下の一群」は大正14年にあの第一書房から刊行されました。日本の現代詩にスゴイ影響を与えたんだね。中原中也や三好達治なんかにね。それよりなにより分かりやすくて美しいのが良いです。読めばきっと口ずさみたくなるよ。 で その装丁は豪華め。背表紙なんかはおっそろしくキラビやかで印籠がこちらを向いてニッカリ笑っているようではありませぬか。ヘヘ~~っ。今からみれば些か時代がかっているけれど 風格という望み難くなってしまったものを何となく感じさせてくれるのが魅力ですねェ。デン。
函 &本体背表紙
表紙
アポリネールの頁
「月下の一群」(名著複刻詩歌文学館) 堀口大学 1980 連翹セット 日本近代文学館
文庫だったら
「月下の一群―現代日本の翻訳」(講談社文芸文庫) 堀口大学 1996 ¥1,733 講談社
「月下の一群」の献辞はおともだちの佐藤春夫に。学生時代とても仲が良かったようです。堀口大学は外国生活がながくて ジャンコクトーやマリーローランサンとも交遊があり マリーローランサンに「日本の鶯」と呼ばれたそうです。優美・艶やかなる詩人でフランス文学者。
Ri◇
「堀口大學」の つもり
函 &本体背表紙
表紙
アポリネールの頁
「月下の一群」(名著複刻詩歌文学館) 堀口大学 1980 連翹セット 日本近代文学館
文庫だったら
「月下の一群―現代日本の翻訳」(講談社文芸文庫) 堀口大学 1996 ¥1,733 講談社
「月下の一群」の献辞はおともだちの佐藤春夫に。学生時代とても仲が良かったようです。堀口大学は外国生活がながくて ジャンコクトーやマリーローランサンとも交遊があり マリーローランサンに「日本の鶯」と呼ばれたそうです。優美・艶やかなる詩人でフランス文学者。
Ri◇
「堀口大學」の つもり