貴方は「太陽」と「月」、どっちが好き? えっ?なんだか 「どっちも好き」って言いそうだけど あえて聞いてる僕の意図をお汲みいただければ ここはやっぱり「月」ですよね。そうですか。貴方も「月」の方が好きでしたか。僕もです。では何故に「月」かって?そこで登場!この本が待っておりました。
「ルナティックス - 月を遊学する」 松岡正剛 戸田ツトム/造本装幀 1993 定価2,800円 作品社
*帯文「月がぼくにつきまとう。なにかよい薬はないものか。」稲垣足穂
著者はまるでヒッグス粒子の如く、時空に充満し自在に飛び散る古今東西のあらゆる「月」にまつわるあれこれに切っ先鋭くまとわりついて この一冊にからめとってしまったのです。他にはもう無いでしょってゆ~ほどに。形成されたこの本はどこから読んでも「お月さんも結構やるじゃないの」ってブツブツつぶやきながらズンズン読まされてしまいます。これが本の魔力です。もう誰にも止められません。よい薬などアリマセン。
興味深い図版もたくさんあって・・・
とりわけ僕が気に入ったのは 巨きな月が背中にデザインされた上の図版。『ススキの向うに昇った月を表現した肩衣。この肩衣を着て動くと「野の月」が風に騒いだ。』と解説にある。これにはビックリ!凄いとしか・・。 日本の美意識もここに極まれりって感じです。「月好き」ならずとも これは特別の一冊でしょう。
ポケットに「お月さん」ってのもカッコいい!
「ルナティックス - 月を遊学する」 (中公文庫) 松岡正剛 2005 ¥980 中央公論新社
*帯文「太陽はみるからに野暮ではないか!」松岡正剛
ところで僕が「太陽」より「月」の方が好きなほんとの理由はねぇ・・もにょ もにょ・・著者も言ってるけど「太陽」は吼えたり、向かって走ったりしないとダメなんだよね? 僕、疲れるの苦手!
「ルナティックス - 月を遊学する」 松岡正剛 戸田ツトム/造本装幀 1993 定価2,800円 作品社
*帯文「月がぼくにつきまとう。なにかよい薬はないものか。」稲垣足穂
著者はまるでヒッグス粒子の如く、時空に充満し自在に飛び散る古今東西のあらゆる「月」にまつわるあれこれに切っ先鋭くまとわりついて この一冊にからめとってしまったのです。他にはもう無いでしょってゆ~ほどに。形成されたこの本はどこから読んでも「お月さんも結構やるじゃないの」ってブツブツつぶやきながらズンズン読まされてしまいます。これが本の魔力です。もう誰にも止められません。よい薬などアリマセン。
興味深い図版もたくさんあって・・・
とりわけ僕が気に入ったのは 巨きな月が背中にデザインされた上の図版。『ススキの向うに昇った月を表現した肩衣。この肩衣を着て動くと「野の月」が風に騒いだ。』と解説にある。これにはビックリ!凄いとしか・・。 日本の美意識もここに極まれりって感じです。「月好き」ならずとも これは特別の一冊でしょう。
ポケットに「お月さん」ってのもカッコいい!
「ルナティックス - 月を遊学する」 (中公文庫) 松岡正剛 2005 ¥980 中央公論新社
*帯文「太陽はみるからに野暮ではないか!」松岡正剛
ところで僕が「太陽」より「月」の方が好きなほんとの理由はねぇ・・もにょ もにょ・・著者も言ってるけど「太陽」は吼えたり、向かって走ったりしないとダメなんだよね? 僕、疲れるの苦手!