ぼくのほんだな １０７・・大橋正と明治チョコレート ２

明治エリートチョコレートのために大橋正は こんなに楽しい広告も創ってました．いつ頃だったのかな？エリートチョコレートはその箱が外国のタバコみたいだったので もってるとチョットおとなの紳士になった気分がしたよ．青帯の箱と赤帯の箱があって 中味は青が紳士用・ブラックで赤が淑女用・ミルクなんだ。もちろんぼくは青帯だよ．よくブラック味をふかしたものさ！

　 雑誌広告

　 雑誌広告

*ぼくのほんだな ３９・９８ も見てね。

ぼくのほんだな １０６・・久里洋二とホンダ HONDA

ほんのチョッとまえに 久里洋二が描いたこんな愉しいホンダの広告がありました．おもわず乗ってみたいなと思っちゃうでしょ？ 久里洋二のイラストレーションはワクワクするねェ !

F 1撤退は残念だったけど ホンダは今 インサイトで頑張ってるよね．それになんと言ってもホンダジェットがワクワクするしね！
ホンダさ～ん! こんな御時世で たいへんではありましょうが　なんとか乗りきって　これまでみたいに夢を感じさせてくれる会社でいててよね．たのむぜイ！

　 ホンダS６００





ホンダT３６０



１９６４年 ホンダのカレンダー


おまけ


これがあのホンダジェットだぁ! (カッコぃ― がんばれ～～)

ぼくのほんだな １０５・・沢渡朔 「森の人形館」

沢渡朔(サワタリ・ハジメ) といえば レンズを透して焼き付けられた そのシャープな映像が魅力だぞ．たとえ画像がボケていても み～んなクリアーなんだから．画面がピーンとはりつめてるとゆうか 　くうきが澄んでるっつうか 実にきもちがいい．で、この「森の人形館」はぜんぶモノクロ写真です。　念のため．ウ～ン やっぱり冴えてるね．

　表

　裏

｢森の人形館」カメラ毎日別冊 沢渡朔 1973 ￥980 毎日新聞社

　新聞広告'73.2.12

☆沢渡朔の超人気もの☆

　

左「少女アリス」 沢渡朔 瀧口修造/序文、堀内誠一/装丁 箱入 1973 2500円 河出書房新社

右「海からきた少女」 沢渡朔 オマージュ/A.P.d.マンディアルグ 堀内誠一/装丁 箱入 1979 ￥3,000 河出書房新社

上の２冊をまとめて復刻．



｢完全版アリス」 沢渡朔 2006 ￥6400 河出書房新社

ぼくのほんだな １０４・・金井美恵子 「マダム・ジュジュの家」 [春の画の館]

あの娘を知ってるかい？ 金井美恵子= カチ栗娘（←「現代詩文庫 詩人論 四谷シモン」より) には気をつけろ．あの棘に刺されたら万事休す．でも思わず近づいて 触ってしまうのさ．Oh！快感． だから言っただろ．

　　 (栞がついてる)

「マダム・ジュジュの家」 金井美恵子 金井久美子/装幀 1971 定価800円 思潮社

こちらは大判です。

　函

　表紙


帯
「春の画の館」 金井美恵子 金井久美子/挿画・造本 1973 定価1,600円 思潮社



[春の画の館](講談社文庫) 金井美恵子 金井久美子/カバー・挿画 1979　240円 講談社



「金井美恵子詩集」(現代詩文庫 第1期55) 金井美恵子 1973 ￥1,223(税込) 思潮社

ぼくのほんだな １０３・・映画「マイセン幻影」

マイセン陶磁器のすばらしさは だれもが知るところですね．この映画は その名陶磁器マイセンに魅せられてしまった男の人のお話です。ウッツ男爵はマイセン磁器のコレクターですが 唯のコレクターではありませんでした。なにによらず うるわしきものを見てしまった人は何処に落ちてゆくのでしょうか？ うるわしきものは何処へいってしまうのでしょうか・・・？

映画「マイセン幻影」の原作です．訳者はやっぱり池内紀．

　表紙と帯

｢ウッツ男爵―ある蒐集家の物語」 ブルース・チャトウィン 池内紀 1993 ￥1,800(税込) 文藝春秋

｢マイセン幻影」1992年/英・伊・独合作/1時間39分

　チラシ

　　



　配 給：ヘラルド・エース/日本ヘラルド映画
　監 督：ジュルジュ・シュルツァー
　原 作：ブルース・チャトウィン
　脚 本：ヒュー・ホワイトモア
　音 楽：ニコラ・ピオヴァーニ
　出 演：アーミン・ミュラー＝スタール　ブレンダ・フリッカー

VHS 「マイセン幻影」 1994



　 時 間：99分
　制作国：英・伊・独 合作
　字 幕：日本語
　販売元：アミューズソフトエンタテインメント