ぼくのほんだな

フワフワした僕が本を中心にスキな話題だけを勝手気ままにお届けします。

ぼくのほんだな 8・・「海の小娘」 横尾忠則・宇野亜喜良

2007年08月14日 | えほん・よみもの

 
右(赤)がおもて表紙

 

「海の小娘」梶祐輔/ 文 横尾忠則・宇野亜喜良/イラストレーション 山城隆一/タイトル 堀内誠一/装幀 1962 1刷 ¥600 朝日出版

横尾忠則・宇野亜喜良両氏の若々しい、実験的な作品です。前半を横尾忠則が後半を宇野亜喜良が描き、前半から後半へとつながる部分を赤(横尾)と青(宇野)の2色で刷り、赤と青のセロハンを透かしながら展開していくという斬新な手法を試みています。時代の躍動感まで感じさせてくれる一冊です。

小さく〈えほんてきに (絵ほん的に) 〉とタイトルをつけたのは
山城隆一。 (上の画像では小さくて見えませんが・・・ )
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