ケヤキの木の高いところの枝に、薄緑色のこれがぶら下がっていました。
何だと思いますか。
実は、これ、ウスタビガの繭です。
その形から「吊りかます」とも呼ばれるそうです。
といっても今の時期のは、ぬけがらです。
ウスタビガは、卵で冬を越し、春に帰った幼虫は、夏までに成長し、このような繭を作り、
その中で蛹になって、秋に羽化し、成虫であるウスタビガになるのだそうです。
そういうことで、このウスタビガの繭は、夏の間から見られるのですが、
ちょっと緑色をしていて、その時期はまだ木々の葉の中で目立ちません。
冬のこの時期になって、葉の落ちた枝先にぶらさがっているのが
ようやく目につくようになるです。
(撮影:2009.12.24)
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