風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
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通せんぼはダメッ!

2011年06月13日 | 季節の話題


 梅雨の時期に、風土記の丘の公園の中、丘陵の北斜面を通る園路を歩きました。
そう、この山側に、ハナイカダの木が見られ、
右手斜面側に、ハルユキノシタの群落が見られるのです。
そして今回の話題は、園路の左右の状況からの推測・・・。



 山側にはこんな状況が見られました。
そう根張りのよくないニセアカシアの大木が、
雨の重みを一身に受け倒れてしまった状況・・・。



 右手の斜面側には、ニセアカシアの幹を細かく、切り分けた状況。



 倒れたのは2本、どちらも園路をふさぐ格好だったようです。



 切り口。
大きく育ったには育ったのですが、幹の中心まで割れが入り、
内部は年輪も乱れがち。とても用材にはなりませんね。

 ニセアカシアは、成長が早いことから、短期間でのり面緑化などの効果があり、
また5月に咲く白い花からはミツバチが蜜を集め、それが利用できるなどの効もありますが、
幹の大きさに比べ、根が貧弱で、倒れやすいこと、
また材としてはほとんど利用価値がないことなど、欠点も多いようです。

(撮影:2011.6.11)

コメント (2)
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