風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

トビのお見合い会(?)

2011年01月21日 | maibun日記


 トビが、上空高く、群れて飛んでいました。



 そのうち、2羽が、クルリとダンスを踊るようにまわったり・・・。



 こんな感じに・・・。



 一列になって、飛んだり・・・。



 見ていたところ、トビがお見合いをしているみたいでした。
相手の気を惹きつけるために、羽を閉じてクルッと回転することや、
気に入った相手の後を追いかけたり・・・。
春が近い・・・ようです。

(撮影:2011.1.21)
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蝶よ、花よ・・・

2011年01月17日 | maibun日記


 曇りの昨日も、晴れた今日も、それぞれに厳しい冷え込みがありました。
そんな今の季節、maibunCの整理室は、あたたかい・・・。
花が咲き、チョウが舞っています(?)

(撮影:2011.1.17)
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冬の夜のケヤキ

2011年01月12日 | maibun日記


 maibunCのお仕事、一段落した時間帯
古代の広場といわれているところのケヤキの木です。
しーんと静まりかえっていました。



 振り返ると、古代の広場の脇に立つ2階建てプレハブの、
それぞれの窓から明かりが、外の暗がりにこぼれだしていました。
遺跡発掘調査の成果をまとめる、報告書づくりが続けられているのです。
・・・おそくまで、ごくろうさま・・・。

(撮影:2011.1.12)
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今の時期の考古博物館周辺スケッチ(3) ウツギの仲間の花

2010年11月23日 | maibun日記


 季節外れですが、こんな花が見られます。
銚子塚古墳の南側園路の脇の植栽、ウツギの仲間で、たぶんオオベニウツギだと思われます。



 咲いているどころか、まだつぼみも付けているのですが、
より上の方の花は、霜に当たって茶褐色に変色しています。
花を咲かせ続けるには、厳しい季節となっているのです。



 今日は、勤労感謝の日、季節外れですが、
けなげに咲いてる初夏の花を見て、日頃の疲れをいやしましょう。

(撮影:2010.11.22)
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空から遺跡を見てみれば・・・

2010年10月24日 | maibun日記


 昨日(2010年10月23日)の土曜日の午後、風土記の丘研修センターで、
「遺跡調査発表会」という催しがありました。
山梨県内で今年上半期に発掘された遺跡の中から、5つの遺跡をピックアップし、
それぞれのご担当の方より調査成果を報告いただくものでした。

 写真は、その一こま。
わがmaibunCのスタッフの報告で使用されたパワーポイント映像の一部です。
空から遺跡を見渡す画像です。
これは足かけ3年に及ぶ調査の状況を納めた複数の空中写真をつなぎ合わせたものですが、
いま建設が進められている国道バイパスの予定路線を調査したことを物語っています。

 遺跡の調査は、公共事業の露払いのようなところがあります。
新しい土地利用のための、土地の改変は、
社会が進展していく上で、避けられないことです。
遺跡は、過去の人びとが進めた土地利用の痕跡ともいえます。
そうしてみてくると、単に露払いといえない、難しさがあります。
バランスよく、じっくりと・・・そんなことを考えされてくれた午後でした。
コメント (2)
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遅咲きのタンポポ(ダンデライオン)

2010年10月18日 | maibun日記


 遅咲きといえるのかどうか、今日見たタンポポの花です。
このタンポポ、じいっと見ていると、ライオンの顔が浮かんできました。
それなので、ちょっといたずらを試みました。



 こちらは、タンポポの綿毛、少しこわれはじめたものです。
1つ、2つ、タネが飛び出し始めています。

 すでにお気づきの方もおられるかも知れませんが、
ユーミンの曲、『ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ』を頭の中に置きながら、
この記事をまとめました。
そうそう、もうご存知だとは思いますが、dandelion(英)とは、タンポポのことですね。

(撮影:2010.10.18)
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チョウの中のアスリートは・・・

2010年10月11日 | maibun日記


 今日は「体育の日」
これに因んで、チョウの中で、より早くより高くより強い感じのものは何か、考えてみました。
それで、今回は、ウラギンシジミ、一押しです。
とぶのも早いですし、高い木の梢で遊んでいる姿もよく見かけます。

 今回は、日本庭園の四阿の板壁にとまったときの写真ですが、よーく見てください。
翅もしっかりして、強そうです。
その色も、表が褐色とオレンジの塗り分け、裏側は文字どおり白銀色。
そして注目は脚。
意外に太く、アスリートを感じさせます。
それに脚の色もおしゃれですね。

(撮影:2010.10.7)
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コットンボール、はじけたよ

2010年10月05日 | maibun日記


 ベランダ園芸もどきで、栽培してきた、ワタ(綿花)ですが、
今日、そのコットンボールが、はじけて、中からフワフワの
白いワタがのぞいているのが確認できました。
まずは、成功かな・・・。

(撮影:2010.10.5)
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遺跡の現地公開がありました・・・『町屋口遺跡』

2010年09月18日 | maibun日記


 今日は、天候にも恵まれ、発掘調査の大詰めを迎えた町屋口遺跡(富士川町)で、
一般公開(現地説明会)が行われました。
まずは、仮設テントの中で、受付と概要説明が行われ、その後、テントの向こう側に広がる
発掘調査区に出ての現地説明、最後にまたテントのところに戻り、出土遺物の見学・説明
そんな段取りで、午前と午後に1回ずつ行われたのでした。



 この調査での目的、ないしは成果のいちばんは、何といっても道路の遺構。
この写真の左右を貫いて、白く見えるのがそれです。
江戸時代から明治の御代までの甲府盆地の歴史の中で、「甲州三河岸」というのが
よく知られていますが、そのうちの青柳の河岸に続く、物流のための道路なのであったようです。

 調査区のずっと向こうで、説明が続いています。
近寄ってみましょう、道路以外にどんな発見があったのか、気になりますものね。



 見学会ご参加の皆さんが熱心にご覧になっていたのは、水路の後。
担当者の1人が、発見された水路の中に入り、どのような構造になっていたのか、
どのようなことが注目されるのか、説明しているところですが、
参加された皆さんの中に、遺跡にまつわるより詳しい情報をお持ちの方もいらして、
参加者を交えてのやりとりも見られました。



 遺跡の周辺では、もう稲刈りが進められていました。
コンバインで、脱穀までを一気に進める最新の収穫光景の見られる田もありましたが、
機械刈りではありますが、刈り取った稲を「牛」と呼ばれる干し竿に掛けて天日干しをする
伝統的なやり方もまだ残っています。
 遺跡からは、道路の後や、水路跡のほか、当時の水田区画も確認され、
水田畦畔や水口、排水口など、また水田面には、農作業に従事した際の足跡なども見られました。
またそれが、洪水により埋没したことも・・・。
 遺跡の場所は、調査終了後は、中部横断自動車道の建設工事が始まります。
この部分は、盛り土区間なので、土手のような中に半永久的に取り込まれてしまいます。
歴史とともに、土地利用は、次々に時代の要請によって変わっていきますが、、
そうしたことを考えされてくれる時間が、今日、流れていたのでした。

(撮影:2010.9.18 富士川町の現地で)
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遺跡調査の公開があります-『町屋口遺跡』

2010年09月17日 | maibun日記


 9月18日、土曜日に maibunCが調査を進めてきた町屋口遺跡の現地公開があります。
場所は、中部横断自動車道の建設用地、下の地図の場所です。
午前10時30分~と、午後1時30分~の2回で、調査状況が説明されます。
参加について、事前の申し込み等は必要ありません。
詳しくは、山梨県埋蔵文化財センターの新着記事からご確認ください。

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