こうして立っていられるのは
自分が自分であるからです
確かなものは自分だからです
離れていかないのは自分だからです
離れていけないのは自分だからです
あなたの優しさをも見て見ぬふりしてしまいそうになるけれど
そうして天を見上げて空に笑われて
光の粒に肩をたたかれ
でもほんとうは
それでも今立っていられるのは
あなたのあの言葉を奥底で信じているからです
あなたを想えたからです
あなたの名を今でも呼べるからです
微かな世界を分かち合うことができると想っているからです
奇跡も運命も知らない
ただいつか偶然にもあなたと手を取り合える日が来るのかもしれない
意味もなく笑えるかもしれない
黒い波にのみ込まれそうな夜も
離れないあなたの声を思い出して、今立っています
自分だけを信じて立っている、と口にしてみても
本当はあなたがいてくれたから
この手を離さないでいてくれたあなたがいたからです
.............
誰かと誰かがチュウしていた
幸せそうだ
チュウってなんよ
なんなんだろう
でもチュウっていいな、幸せそうだ
ばらばらに見失いそうになる
それからそれでもなお確かめようとする心
達観なんてきっと死ぬまでできないだろう
あっけらかんと言い切ることも難しいだろう
それでもなお
探してみようと思う
元阪急のブーマーばりにね。
デストラーデは三振多いからやめとき。